※ゲームエンドのティアラの話。
私たちアースイレブンの勝利で銀河は救われたことで、ファラムオービアスのお姫様であるララヤ・オビエス様が記念にティアラみたいな王冠を私たちに与えてくれた。しかし、これが私の腹筋を崩壊させた。
「…ちょ、ちょっと…っ、そのティアラは…反則。ぷぷ、ぷぷぷ…京介、物凄く似合わないね…!あははははは!」
「………何笑ってんだよ。仕方ねぇだろ」
「でも、すごい嬉しそうにしてんだもん…実は乙女だったなんて。だからララヤ様の嫁なんだね!」
「…うるせぇ、」
「ねぇねぇナマエ、オレは?」
「天馬は…うん、微妙だね…可愛く見える…」
「えー…オレ、人生で可愛くなるのは目標にないんだよねー」
「そうだろうねー。でも、本当にお疲れ様!」
「ありがとう!」
「ナマエ、オレは似合わないか?」
「神様!とってもお似合いです!王子様みたいです!格好いい!!」
「ナマエ、オレはどうだ?」
「お、おお井吹くんは…うん、悪くないよ?」
「………」
「井吹、ドンマイ!」
「………」
「はあ、大体これ女がつけそうなデザインだろ。お前がつけろよ」
「え?ちょっと隼人くん、私は監督だから…」
「オレ邪魔なんだよ。いいだろ?」
「………」
「井吹出遅れちゃったわね…」
「…そう、だね…」
皆から拍手が響く中で私は笑った。
20140213執筆
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