※話が飛んでます。アースイレブンエンド設定。







「いやー、にしてもあそこの天馬の嵐竜巻ハリケーンは最高だったよー!」

「そ、そうかな…オレ、みんなにオレのサッカー見てもらうためにはあれしかないって思ったら必死だったよ」

「しかも、瞬木のあのセリフは格好良かった。私、好きになったよー」

「今更かよ」

「あと真名部くん!」

「な、何ですか急に…」

「すっごく可愛かったよ!可愛かった!大好き、今すぐ抱き着いていい?」

「何馬鹿な事言っているんですか。ナマエって馬鹿ですよね」

「だって、私…真名部が好きなんだよ…。」

「何厭らしく言っているんですか。そんなこと言っても知りません、ほら瞬木くんどうぞ」



そう言った真名部は私を瞬木の方へ押し付けて、何故かふて腐れて歩いて行ってしまった。



「よし、じゃあ私みんなの所にあいさ…」

「おい待てよ」

「な、何かなー隼人くーん?」

「何で逃げんだよ」

「べ、別に逃げてなんかないよ!わ、私はね、これから可愛いララヤちゃんとウルミちゃんに頬ずりしに行くんだよ…!」

「王女さまにそんなことするんじゃねぇよ」

「あ、京介くんではないか!助かった、助けて!私をお救い下さい、ファラムオービアスの、ララヤ様の嫁…じゃなかった夫候補よ!」

「………」

「あーごめんなさい、本当にすみません。とにかく助けてお願い、行かないで!このままだと私、色々な意味で食べられる。」

「なんだよ、そんなこと考えてたのか?だったら今すぐオレの部屋に行こうぜ?」

「うぎゃあ、お願い助けて京介ー!」

「うるせぇ…。おい、瞬木はなしてやれよ」

「嫌だ」

「そうか」

「わああああ!ひどいー!京介、覚えてろー!」



20140213執筆
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