実に気まずい。



 だが、その後少ししか食べていないポップコーンと飲み物を二人で食べた。



 結局、映画に集中できなかったが、デートだし、白竜と一緒にいられるからそれでいいと思ってしまった。なんともポジティブな考えだと思われるかもしれない。けど、恋人同士で一緒にいられる以上の幸せは、ないと思う…。



「ねえ白竜、あのさ、これってデートだよね?」


「そうだ」


「じゃあ手を繋いだりしていい、よね…?」


「そうだな」



 段々と恥ずかしくなってきて、言葉に詰まっていると、私の手を彼が握った。



「は、白竜…!」


「そんなこと、一々言わなくていい。」



 恋人同士なのだからな。と彼は言って、微笑んでくれた。



(それから歩いて向かったのは、ちょっと遅い昼食)





えんど。

20130130加筆修正



終わったー!

白竜がイケメンになったのに、夢主人公のナマエさんがちょっと変に…。

私には、まともな二人は揃わないのか…?!



ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!



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