小説 | ナノ





報告「被害は、甚大です」

原沖(バカップル)+@
あくまでギャグ/会話のみ




「好き」
「キライ」
「嫌だ、嘘でも“キライ”だなんて口にしないで」
「でも、そう言った時のお前の何とも言い難い表情…結構クるんだ」
「だからそんな意地悪言うんですか」
「可愛いお前が見たくて、遂な」
「なにそれ。」
「恋愛感情ってのは複雑なもんなんだよ」
「よくわかんない」
「いやでもわかるようになるさ」
「さのさんを、もっと好きになったら――って事?」
「遠からずうちに、きっとそうなる」
「……………」

「さて、そろそろ時間なんじゃねぇか…っと。やべ、土方さん」



「お前らな……昼飯食い終わったら全員俺んとこに顔出すようにって、言っただろうが」


「………る、る?」
「総司、おい。聞いてんのか!」
「る……あれ〜土方さん。わざわざ迎えに来てくれたんですか?」
「来たくて来てるように見えるか」
「よっぽど暇だったんですねぇ」

「はぁぁ――他の奴らに、お前らをつれてこいって言ったんだが、どいつもこいつも「勘弁してくれ」って渋りやがる。どう言う訳かと思って直接来てみりゃ、お前らな。こんな所で真っ昼間っから何をあんな――」

「何…って、ただの“しりとり”ですけど」


「は?」


「しりとりですってば。ね、左之さん」
「ちょいと変則だがな」

「し、しりとり…だぁ?」

「そうですよ?でもまぁ今は、僕が負けちゃいそうだったから…土方さんが来てくれて丁度良かったかな」
「あんだけ詰っちまったんだから、今回はお前の負けだろ」
「「る」、かぁ。咄嗟には出なかったな〜」


「―――……・・・」

「あれ、土方さん。どうしたんですか?ひじかたさーん?」



「大丈夫ですか。どこか、頭でも悪いんですか?」
「悪いわけあるか!痛ぇ、んだろが!」
「わー。悪いわけないとか言い切っちゃいますか。自信過剰だなぁ」


その後【しりとり禁止令】が、
真剣に論議されたとかされないとか。



**********




【おまけの斎藤君 編】

「はじめ君、さっきから真剣な顔して何考えちゃってんの?」
「平助・・・考えていたのだ。何故、俺はこの方法を導き出せなかったのか、と」
「方法?何の?」
「迷っている時間はない。早速行って来る」
「ちょっ、はじめ君?!俺も行くってば。気になるじゃん!」


「総司!俺と愛を囁・・・ごほん。いや、しりとりを、して貰えないだろうか」
「一君と??」
「ああ、あんたが左之とやっているもので構わない」
「一君が・・・?あははっ、面白そうだね。いいよ」

「(はじめ君。それは無謀すぎ――・・・)」



一君と平助君は、とっても弱かったです。

じゃあ僕からいくね。
総「一君、大好き!」
一「・・・っ!!!!!!!」
総「一君の番だよ〜」
一「・・・・・・・・・・・・」
総「はじめくん?おーい・・・はじめく〜ん?」



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