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とっても過保護な斎藤さん



平「もちょっと右・・・あ、右ってわかるかな。箸持つほうの手の方に――」

そ「おはし・・・こっちぃ〜」

土「お、いいぞ。よし、そのまま思いっきり」
新「叩けっ」

そ「あい」(ポコッ)

左「・・・・・・割れてねぇな」
総「割るのって結構力いりますもんね」

そ「わえない」(ポコッポコッ)

新「ま、まぁ仕方ねぇよな。んじゃ俺がかわりに――」

そ「やぁああ〜ん」

総「ちょっと、新八さん(怒)」
平「わわわ・・・っ。泣くなってそーじ」


斎「大丈夫だ、割れなかったのはそーじのせいではない。このすいかが、まだ食べるには早いものだったのだろう」
そ「うぅ・・・ちゃべれなーの?」
斎「あぁ、買ってきたのは確か―――」

土「・・・・・・・・・」

そ「ひいかっしゃん、すいかー、くあしくないの?」
斎「うむ。まだ食べれぬものだったと、そーじから教えてやるといい」

土「な・・・、斎藤っ煤v

左「(そーじの事になると、土方さん相手にも容赦ねぇよなアイツ)」
総「はじめ君て本当おもしろいよねー」

斎「俺が買ってきたものに、そーじでも割れる食べごろのものがある故、それを用意してこよう。待っていてくれるか」

そ「あいっ。」

新「・・・どうすんだ結局?」
平「だよな」
総「多分、はじめ君が切り込みを入れてきてくれる・・・と思うんだけど」
左「――土方さんの株、全部持ってくとは・・・」

そ「ひいかたさんくえたしゅいか、たべえないって」
土「いや・・・、あれはだな」
総「ねー、土方さんすいか選ぶの下手くそだねぇ」
土「おい総司・・・」
そ「ねー(ニコニコ)」悪気なし


はじめ君が切っておいてくれたすいかで、無事にすいか割りは終了しました。




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