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任務に行く前に必要な道具を
揃えに部屋に戻った。
やちる「あー!名前ちゃんだぁ〜」
『あ、やちるちゃん!!!
…ってことは…。』
更木「よう
そんなあからさまに嫌な顔
してんじゃねぇよ…」
部屋から出て十一番隊の隊長、副隊長に
出逢ってしまった。
副隊長のやちるちゃんは好き。
可愛くて、妹みたいで…。
だけど、隊長は…
更木「名前、今日こそ勝負しろ」
『ヤダ』
私の顔を見れば勝負勝負。
昼寝の最中に本気で斬りかかってくる
ような奴だ。
やちる「あーあ剣ちゃん凹んじゃったよ。
でも剣ちゃん。剣ちゃんが楽しそう
なのは嬉しいけど、名前ちゃんが
傷つくのは嫌だなぁ…」
『やちるちゃん、私がこいつと喧嘩して
血流したことあったっけ?』
やちる「んーん。ないね。」
『そういうこと。任務いってきます!』
更木「あ、おい待てよ!!!!」
やちる「剣ちゃんって、勝負以外に
話すことできないの?」
更木「あ゛ぁ!?///」
やちる「できないのか…残念。」
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