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次の日の入学式



リオ「名前、いい?

   頼んだわよ!しっかりね!」



『はぁ!?なんで私がっ!!!!』




「名前がウチのエースだもん」


「失敗したらどうなるか

 …わかってるわよね?」





『まぁ…努力はします…。』



部活紹介直前になって
リオさんに作戦を伝えられた。



どうやら男子も一緒に紹介するらしい。





『なら、男子に任せとけば
 よくないっすか…?』




「んなんだからお前はいつまでたっても
 だめなんだよ!!!」




頭をぐしゃぐしゃと撫でられた。




『何すんの!!!!



 …新太!(アラタ)!!!』





頭を撫でてきたのは幼馴染でバスケ部の
新太だった。





新太「一緒に頑張ろうぜ!!!

   俺にかかれば、こんなの余裕だけど?」




『リオさ〜ん、新太がウザいから
 私出たくな〜い』



新太「なっ!!!!!


   ちょっとリオさん〜
   こいつしっかり躾して下さいよ〜」




『躾!?犬じゃないんだけどっ!!!!』



新太「俺がイメージしたのは猫の方だ
   バーカ!!!バカ名前。


   ね?リオさんもそう思いますよね?」



『リオさ「いい加減にしろっ!!!!」ガツン!


 …なんで私だけ殴られるんですか!!!!』





新太との言い合いを見てられなく
なったのか、リオさんにグーで頭を
殴られた。






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