ポワルン♀アセビ
109cm/8歳
天候の変化で人格が変わり暴走してしまう多重人格の少女。
人を傷付けるのが嫌で、自ら望んでお天気研究所の地下で軟禁されている。
落ち着いた雰囲気を持つ年の割に大人びた子供。
▼Ep詳細
■あらしのなみだ
旅人が予言した大嵐は研究所の設備では耐えられないほどのものだった。
ここにはもういられないと、研究所のみんなで移動を開始する。久々に出た外は空気が湿っていて、なんだか嫌な予感がした。
旅の途中、テントを張って野宿。みんなが寝静まった頃、アセビは1人来た道を戻った。
雨が降り、風が徐々に強まっていく。嵐のはじまりを感じながら、アセビは意識を手放した。
数日後、研究所の仲間達が見たのはぼろ雑巾のように濡れ汚れたちいさなアセビの死体だった。
「ネムさんはお料理が上手ですね」
「服の裾が濡れたネムさんを見ると、雨も風も太陽もないこの部屋でも外の空気を感じられるから好きですよ」
「私、とっても運がいいと思うんです。こんなに優しい人達に『囲まれて』いるんだもの」
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