具体的な方法はこうだ。
6デッキにおいて、Aから9はそれぞれ4絵柄×6デッキで24枚存在し、10点札は4種類×4絵柄×6デッキで96枚存在している。
ゲーム開始時は全てデッキに残っているため満杯の状態から始めて、カードがゲームに出てくる度に引いて確率を計算していく。
開始時は、
Aから9:それぞれ24 / 24
10点札:96 / 96
これをゲームの進行に従って引いていき、例えば6の札が19 / 24となったり、10点札が51 / 96となったりしていくのだ。
とても具体的な例を一つ挙げる。
A:8 / 24
2:12 / 24
3:6 / 24
4:10 / 24
5:13 / 24
6:2 / 24
7:8 / 24
8:3 / 24
9:11 / 24
10点札:32 / 96
この時点でデッキに残っているカードは分子を足した105枚であり、10点札を引く確率は32 / 105で30.48%である。
手札が15点である場合、7以上を引くとバストする。バストする確率は7から10点札まで加えた54 / 105であり、51.42%である。
これをカードカウンティングと言う。
カジノを合法とする国ではカードカウンティングを違法とする法律は存在しないが、その勝率からカジノ側に忌み嫌われるものであり、店が排除しようとするなど実質イカサマと同じだと見なされる。
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目には目を、歯には歯を。
罠には罠をもって制するのが最善だ。