一見平穏に見えるこの世界だが
混沌たる闇の気配が渦巻いていた
この世に未練を残した魂が
生者に害を及ぼしたのだ


被害にあった人間は原因不明の病
そして次第には死に至るという



自分の罪を認めない亡者達は
自ら命を絶った理由を他者に求めている



"お前らが気づかなかったから"


"お前らが助けてくれなかったから"


"お前らが悪い"


"俺は、私は、悪くない"



そんな中、特殊な能力が目覚めた青年がいた


彼が、暴走したとある亡者に襲われた際
触れた指先からその亡者の思考が流れ込んできた


何故彼らを止められなかったのか
何故彼らが自ら命を絶つまで追い込まれてしまったのか
自らの死よりも悲しみが溢れ彼らを救いたいと心から願った


そんな時
何処からか声がした


――――――― 力を、あげようか…?





舞台はとある学園の生徒会
彼らは望まずして命を落とし彷徨う亡者達と
ある代償と引き換えに契約し
暴走した亡者を断ち切るのである







/ るった

海樹 / まるもじ

中智 / りぃ

ちそら / 晴樹




いろいろすみませんでした…。
参加して下さった皆様有難うございました!