短編 | ナノ


私の彼氏は筋金入りのサッカー馬鹿だ。


いつも輝いている円堂くんを遠くから眺めていた私は、突然告白されてそれはもうものすごくうれしかった。けど、一緒にいるようになって分かったのだ、円堂くんは私を見てない。


「円堂くん。今日は一緒に帰れそう?」
「あー、部活があるから遅くなるけど…」
「じゃあ、校門のとこで待ってる」
「分かった!」


それでも、円堂くんが好きだから、サッカーして輝いてる姿が大好きだから、私は今日も見守るんだ。




140731

久しぶりに小説上げた。短い!でも続くかも。






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