▼いつでも盲目



食後の、とくに甘いものを食べた後の砂木沼さんを愛するのが好きだ(いつも好きなんだけどとかうわなに言わせんだばか)。
お喋りしたり、抱きしめたり、キス、したり、たまにそれらをされたりするのが。
でも、俺のとなりで甘いものは好きなんだ、と言って珈琲にあり得ない量の砂糖とミルクを投入する砂木沼さんを見てるだけで、少し胃が重く感じる。
でも、そうだ、この感覚。「ああ俺も相当の甘党だ」
お前甘いの駄目じゃなかったか、と目を瞬かせる砂木沼さんと唇とか舌とかくっつけた。
「あなたのせいです」
垂れ伝う涎の吐息の声の視線の甘さが、癖になってるんです。責任、とって頂けますか?



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はくせい/畜生だって恋を綴る
:瀬方くんのがなんだか甘そうな色合い



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