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忙しい中で、僕の事を考えてくれる時間があればいい。…だなんて、割り切れる訳がないじゃないか。 わかっているよ、妬くべき対象ではない事も。わかっているんだ、君の中の優先順位で、僕が高いところには居ないことを。はじめから、わかっていたんだ。 …それでも、楽しんでいる君を見ると僕は、…とても、寂しくなる。君の幸せを願うべきだと、わかっているのに。 君の中で、僕は一体どんな存在なんだろうか。都合のいいときだけ、手が空いたときだけ。愚痴を聞くか楽しかった出来事を聞くか、それだけ。…僕じゃなくてもいいんじゃないか。 君がくれた、素っ気ない言葉は、口調ゆえだと言うけれど。それだけじゃないんだろう。僕は、いい人間かい?どうでも、いい人間なんだろう。 哀しいな、同じで居られないと言うのは。それが高望みならばせめて、僕が君を嫌いになれたらいいのに。
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