お約束のバレちゃうやつ
『ばにーちゃん!』
兎「何度言ったらわかるんですか。僕の名前はバニーちゃんじゃありません、バーナビーです。…て、名前じゃないですか。てっきりおじさんかと思いましたよ」
『(まじか)』
兎「で、どうしたんですか?」
『あ、虎徹知らない?』
兎「今日はまだ見てませんね。全くあの人は何をやってるんだか」
『そっか。おかしいなぁ約束忘れてるのかな』
兎「約束?」
『うん。前に虎徹から電話があって、話があるからご飯でもいかないかって誘われたんだよね』
兎「そうだったんですか。それにしても、誘った本人が遅刻だなんてさすがですね」
『ほんとにね…』
虎「悪ィ…!遅くなった!…ってばにーちゃん?!」
『遅いよ虎徹!』
兎「ちょっと、何でそんなに驚いてるんですかおじさん」
虎「いやいやー、何で一緒にいるのかなって思ってさ…あはは」
兎「名前と一緒にいたら何か都合が悪いことでも?」
虎「そ、そんなことある訳ねぇじゃねぇか!」
兎「ほーう」
虎「(まずい…)」
『ねぇ虎徹。話って何なの?』
虎「いやー、こんなところで話すのも何だしどっかでご飯食べながら話すわ…」
『しょうがないなぁ。話し終わったらすぐ帰るからね』
虎「悪ィな」
兎「では、僕もご一緒させていただきます」
虎「え…ええええっ?!!」
兎「駄目なんですか?」
虎「いっ、いや!駄目じゃねぇけど!駄目じゃねぇけど、駄目なんだ!!」
兎「意味が分かりません。やっぱりおじさん何か隠してますね?」
『え、虎徹何か隠してるの?』
虎「だっ!!」
お約束のバレちゃうやつ(実は…サプライズでばにーちゃんの誕生日祝おうと思って皆で計画すること今日名前に話す予定だったんだよ)
(そうだったの?!)
(また貴方って人は…)
アニメとはまた違うサプライズ誕生日の話。
バニーちゃん誕生日の回が
とても好きなんですよね笑
そして主人公の登場の少なさ←
2014/5/20 こま