百鬼夜行
太陽と塔
狐の嫁入り
献花を手向けましょう
降りやまぬ雨と濡らした頬

偽善と云ふことは解つて居たのだなア
その先の暗闇で動いている
憐憫な貴方に祝福の花冠
足音、何かがついてくる
忍び音を泣く
灯籠流し

宵の夜桜
五月雨あぢさゐ
いたづらに嗤つた
底知れぬみづうみ
人で無し
闇と猫

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