制御不能の天才児


「わたしは天才なんだが?天才は部屋の掃除なんて細かいことをやる必要はないんだが〜?……あいたっ、ゲンコツはやめろ!わたしの脳細胞減少は魔術界の損失に繋がるぞっ!?」


▼name

羽住 詩(Hazumi Uta)
♀/13歳/150cm



▼looks

柔らかくも豊かな毛量を誇る胡桃色の髪を、前髪は眉の位置でぱっつん状態に。対して後ろ髪は臀部付近まで伸びており、横の一部を括ったツーサイドアップにしていることが多い。
溌剌とした丸い瞳は緑味の印象が強いヘーゼルで、瞼はぱっちりとした平行二重。将来への有望さを感じさせる整った面立ちも、口を開くと露呈する野生児感が台無しにする。

日に焼けていない肌は黄色人種特有の白さであり、骨太だが筋肉は必要最低限しかついていないため、ぱっと見は幼児体型。女性らしいくびれがはっきり表れるのはまだ先と思われる。
顔立ちや体型だけでなく、後述の言動もあって良くも悪くも幼い印象。



▼personality

年相応に幼く可愛らしい見た目の蓋を開けた中身は、明朗闊達で豪胆。
自分に絶対の自信があるため、ガキ大将のような生意気さを周囲に振り撒く。自己肯定感が常時ストップ高の好奇心の塊。自分を天才と公言して憚らない。
魔術的な才能に溢れ、考えなしの言動からは想像つかないほどに怜悧な頭脳を併せ持つ。

猪突猛進とマイペースが絶妙な割合で同居しているだけでなく、好戦的な性格であり、物事が面倒になるとすぐに爆発させようとする(実際に爆発もさせる)ため、彼女の後見人になろうものなら胃を痛めること必至。
自分は自分、他人は他人、として自分が楽しければ割と周りはどうでも良い。ただし自分のために心を砕く存在に対しては、分かりにくくも自分なりの配慮を見せる模様。



▼other

共に魔術師の両親のもとに生まれたが、両親は魔術とは関係ない職に就いており生まれとしては一般家庭と同等。
保有する魔力量が桁違いであり、アマ・デトワール魔術学園を年齢前倒しで入学したうえ、若くして今までの通説を塗り替えるような魔術に関する論文を数多く発表して世論を湧かせ、飛び級で卒業した破格の天才児。
彼女の記した論文や考案した魔術式は歴戦の有識者をも唸らせるものだが、本人的に気分が乗らないと幾ら求められても論文発表に踏み切らない。
非常に疲労している時等は、テンションが低くしおらしくなる。

卒業後は他国の魔術学校で非常勤講師として勤務していたが、ひと月も経たないうちにアマ・デトワール学園に"返品"され、以後はアマ・デトワール学園に特別講師として在籍。学園内に設えられた研究室には魔術学会からの論文催促や会合出席に関する手紙が頻繁に届き、学会の使者が訪れることもしばしば。
何度も爆発事件を起こしては学園長や古株の教師陣にお説教とお仕置きされる光景は学園の風物詩になりつつある。

服装はフリルブラウスにフリルをあしらったスカート、その上から魔術師らしさを示すローブを羽織っている。ローブがないと学園に迷い込んだ子供そのもの。
攻防に優れ、解析できない術も扱えない術もないと豪語するが、使用頻度が高いのはもっぱら爆炎系。何でも爆発させて済ませようとしている節が多々ある。



▼like

魔術に関すること全般、遊ぶこと、爆発


▼dislike

命令、お仕置き、論文執筆の催促、部屋の掃除



▼motif

プラタナス/セキチク/サンストーン 




「わたしは天才だから、凡人の苦悩は分からない!
 一緒に悩んではやれないが、代わりに悩みの種を爆発させてやろう!
 ど〜だ〜、嬉しいか?嬉しいだろぉ?わははは、この天才がお前の味方であることに感謝するのだー!」


[back]

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -