*ライラ・エインズワース

・sample 1

あふ……、……もう夜なのね。
(自室のソファに腰を落ち着けて膝の上に乗せた一冊の魔導書のページを細い指先で手繰る表情は相変わらずの無感動ではあるが、その瞳は熱心に紙面に注がれているのが窺えるだろう――面差しの殆どを包み隠す長い前髪がなければ、ではあるが。つと室内の時計が時間を刻む音色が耳に届くと同時に込み上げてくる眠気に口許に片手を添えて小さな欠伸を噛み殺して顔を上げ、目にした窓硝子の向こうは既に暗く、時計の針が指し示す時刻も夜分を表しているなら傍らに居るであろう、この学園を卒業するまで己と寝食を共にする相手に前髪で隠れた目を向けて)
もう、どうして教えてくれな……え?途中で声を掛けた?聞こえなかったわ、まったく。



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・sample 2
coming soon...



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