花山院 史臣(Kazanin Fumiomi)
♂/26歳/182cm
毛先が肩を越える程度の長さを保つ茜色の髪は、後頭部の上部で一部を纏めている。頬まで掛かる前髪は邪魔にならないように横に流す。
きりりと上がった吊り眉とは対照に、穏やかに垂れた目は灰色。右目の下には泣きぼくろが一つ。何処となく人目を惹く派手な面立ち。
見た目の派手さに反し、着用する衣類はモノトーンでシンプルなものを好むが、ゆえにこそ素の容姿の華やかさが際立つ結果となっている。
日に焼けてもいないが特段白くもない、健康的な肌の色に、引き締まった長身の体型。
男臭さとは無縁ながらも中性的とは程遠い、男らしい綺麗さを兼ね揃えている。
明朗としたオプチミスト。社交性は高く、生まれてこの方人見知りとは縁遠い日々を送る。他者の個性や思考を尊重する主義でもあるため、楽観思考を無闇に押し付けはしないものの、懐に入れた相手には激甘で世話焼き、かつスキンシップ好きな性分から気を許す相手は敢えて振り回しにかかることもある様子。
他人の世話すら喜んで焼くような頼れる兄貴(姉貴)分という在りようではあるが、目的達成への努力は惜しまない性質のために口先だけで慢心する者には毒を吐くような厳しい一面も垣間見える。
一転して、改心し頑張りを見せる相手には物事の成就に関わらず、喜んで助力をするあたり、本質的にはお人好し。美意識高く面食いでもあるが、ただ綺麗なだけ、美しいだけの存在に心が揺れ動くことはない。
大抵のことは卒なくこなし、楽しそうであれば学生ノリで女装や仮装することも吝かではない。
元学園卒業生で、現在は生徒達に学びを教える教員の一人。
鞭を用いた攻撃魔術に長けており、得意属性は炎・風。専門も武器への属性付与の魔術だが、要請により他の科目を手伝うことも多々あるため、生徒達との交流は比較的多め。
代々魔術師を輩出してきた名門花山院家の第三子にして長男。上に姉が二人居る。
魔術師の母と母の使い魔だった夢魔とのハーフとして種族的には母の血を濃く継いだが、魔力的には父の膨大な魔力を継いでいる。
家系的に代々男児は病弱で短命が多く、自身も幼少期は類に漏れず病弱だったため、願掛けの一種として女装して育てられた過去を持つ。
現在は健康優良児そのものであるのだが、その時の癖が半端に抜けていないらしく、口調や所作の節々に名残が残っている。
一時期はアルミラージを使い魔としており、その影響もあってか無類のうさぎ好き。改装をしていない寮の自室には置物からぬいぐるみまで、種類不問のうさぎグッズが取り揃えられている。
うさぎ、うさぎグッズ(アルミラージやジャッカロープ含)、可愛いものや綺麗なもの、お祭り事
醜悪なもの、変化のない退屈さ
ガーベラ/タイム/カーネリアン