Clap
拍手御礼第五段


バレンタイン会話文

主花が既に付き合ってる設定。

特捜隊−クマ

主→主人公
花→花村陽介
千→里中千枝
雪→天城雪子
完→巽完二
りせ→久慈川りせ
直→白鐘直斗




2月14日


主「はい陽介。」

花「ん?何これ?」

主「本命チョコ?」

花「何で疑問系?つか、マジでチョコ作ったんか…」

主「ごめんな」

花「へ?何が?」

主「急だったからフォンダンショコラしか作れなかったんだ。
本当はもっと凝った物を作りたかったんだけど…」

花「いやいやいや!!フォンダンショコラとか十分凝ってるから!十分だから!
むしろ急でフォンダンショコラ作れちゃうとか凄すぎだろ!」

主「時間さえあれば等身大の俺型チョコを作りたかったんだが…」

花「フォンダンショコラのが嬉しいです!!」

主「そうか?」

花「そうだよ!!」

主「じゃあ、ホワイトデーも楽しみにしててくれ」

花「普通のチョコで頼みます……あ、そうだ、俺からも…」

主「これ……」

花「まぁ、なんつーの?俺からも本命チョコっつーか………早く受けとれよ!」

主「あぁ、ありがとう」

花「おぅ。あ、生チョコだから早めに食べろよ?」

主「もしかして手作り?」

花「………一応。」

主「ありがとう。大事に食べるな。」

花「/////」

主「陽介は可愛いな」

花「うっせ!そーゆーことは女の子に言えって何度言ったら…!!」

千「ねぇ、雪子」

雪「何?」

千「……フォンダンショコラ作れる?」

雪「……千枝は?」

千「……………」

雪「……千枝」

千「何?」

雪「千枝は生チョコ作れる?」

千「……雪子は?」

雪「……………」

千「……………」

完「あっ!先輩たち!はよーッス!!」

りせ「センパイっ!おはよーございます!!」

直「おはようございます。」

主「完二、りせ、直斗、おはよう」

千「りせちゃん朝から元気だね…」

雪「おはよう」

花「よっ!お前らが一緒に登校なんて珍しいなー」

直「たまたまそこで鉢合わせしたんですよ」

りせ「センパイたちは一緒に来たの?」

主「いや、俺たちもたまたまそこで会ったから一緒に来たんだ」

完「そうだせっかく揃ったんでこれ」

りせ「え?」

雪「これって…」

千「チョコ?」

直「これ、お店の商品のように綺麗な包装ですけど、手作りですよね?クラシックショコラ…でしょうか?」

完「大したもんじゃねーけどな。
先輩たちにも」

花「え」

主「俺たちにも?」

完「日頃の感謝ってヤツっす。花村先輩はクマのやつにも渡しといて下さいよ?」

直「凄いですね。人数分作ったんですか?」

完「ケーキはな、一人分作るよりいくつか焼いた方が楽なんだよ。」

直「へぇそうなんですか。」

完「先輩、これ菜々子ちゃんにッス。」

主「ありがとう。菜々子も喜ぶよ。」

花「そだ、ついでに俺とクマからっつーことで」

完「星型のクッキーッスか?」

主「綺麗に焼けてるな」

直「あ、ありがとうございます」

花「あれからクマが家に帰って逆チョコ作るって張り切ってたんだけど、チョコなんて家にないからチョコの代わりにクッキー作ることになったんだよ。最初はお袋の指導でクマが作ってたんだけど、結局クマが危なっかしいから型抜きとラッピング以外の作業は俺がやりました。」

雪「すごく綺麗にラッピングされてるね」

千「クマくん手先器用って言ってたっけ。」

直「あの、僕からも…」

主「くれるのか?」

直「はい、初めて作ったのであまり自信はないんですけど」

完「直斗の手作り…」

花「おい、完二変態っぼいぞ」

りせ「直斗も作ったの!?」

直「あ、はい。お祖父様にイベントに参加するのも世の中のことを知る良い機会だと言われて…作り始めたら案外薬の調合みたいでハマってしまったんです。」

雪「美味しそうなトリュフね」

千「ちゃんと丸い…」

りせ「ねぇねぇ、千枝センパイ、雪子センパイ」

千「な、何かな?りせちゃん」

りせ「センパイたち、チョコ作ってきたんですよね?」

雪「う、うん。一応…」

りせ「何作りました?」

雪「魚介入りのオペラ…作ろうとしたんだけど、板前長に止められて、アルミのカップに溶かしたチョコ流し入れて固めたやつを…」

千「あたしは肉入りのチョコレートトリュフ作ろうと思ったんだけど、つまみ食いしてたら肉がなくなっちゃって。しかも何故か丸くならなくてトリュフと呼んでもいいのかわからない物体に…やっぱ肉入れなかったからかな?」

りせ「千枝センパイ、お肉は入れなくて正解だと思いますよ?」

千「どういう意味?そういうりせちゃんはどうなの?作ったんでしょ?」

りせ「うっ、私はセンパイが好きだって言ってたハバネロとドリアンのチョコタルト作ろうと思ってたんですけど、何故かおばあちゃんに止められて雪子センパイと同じようにチョコを溶かして固めたやつしか作らせてくれなかったんです…」

千「へ、へぇ…」

雪「…………」

りせ「…………」

千「…………」



(((特捜隊男子、女子力高過ぎ!!)))







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