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「レギュー、ここ教えて。」

「またですか、アリス先輩。年下の僕に教えてもらうなんて恥ずかしくないんですか?」

「レギュが教えるのが上手だから。」

「先輩、答えになってないですよ。貴女はバカですか?」

「バカに決まってるじゃない。バカじゃなかったらレギュに聞かないよ。」

―バカでも良いの。これが言い訳でレギュの隣にいられるなら。

―屈託のない笑顔で笑う貴女は相変わらず可愛い。
でも僕は、先日スネイプ先輩から聞いたんですよ。アリス先輩は学年首席で頭も切れるって。それでも僕は騙されたふりをする。

「はぁ…
で、どこですか?」
「ここよ。」

僕はバカな貴女でもバカじゃない貴女でもずっと隣にいたいと思ってます。
だって貴女のことを愛しているから…








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