★12話以降の展開と全体の概要★

続き書くのがめんどくさくなったので、あらすじ説明。
どうしてもぶっとんだ斜陽族が書きたいという欲求をコインロッカーベイビーズパロに乗っけてみましたが、FF4のカイセシで斜陽はちょっと無理があるということに気づきました。

12話以降の展開
原作のハシみたいに舌の先っぽをハサミで切り落としたら、今までのうっぷんが吹っ切れたように、歌がうまくなって全世界で超有名歌手になります。
一方カインは中学校を卒業して、空軍士官学校へ入学。訓練を積んでパイロットになります。
その華々しい道を辿っていたカイン。
久しぶりにセシルの顔を見たいと思って、ライブに足を運ぶんですけど、熱狂したファンがステージに上がって、セシルのところへ特攻していくのを目の当たりに。
カインは咄嗟にステージに上がって、セシルの前に躍り出ます。そして、そのファンをマイクスタンドで殴打して殺害。刑務所に入ることに。
セシルはこの件で驚くんですけど、音楽の神は自分の味方をしてて、歌で何かを表現する能力が無限に湧きあがってきます。それでライヴも創作活動も続行。

ローザが懐妊したと発表。順調にセールスを伸ばすセシルに訪れた幸せ報告に全世界熱狂。
しかしあまりにも研ぎ澄まされた感覚が長時間持続すると、セシルはだんだん精神的なバランスを崩して行きます。
そのバランスを取り戻すために、幼少期に受けたカウンセリングみたいに、心臓の音を聞きたいと思うようになります。ローザを殺せばまた心臓の音を聞いて安心できるかもしれない、と思う自分をどうにか抑え込もうとしますが、限界に達します。

自分の話を聞いてほしくて、カインの刑務所に面会にいきます。
ハシ・セシル「ローザは僕の子供を妊娠しているんだ、だからローザを殺せば、おなかの中の子供も殺すことになって、僕は2回もあの音を聞けるんだ」
カインはセシルを止めようとするんですけど、面会時間終了。独房に戻されます。
セシルはローザを殺害。

そのころ、ヘロイン中毒のギルバートはアンナとの思い出がフラッシュバックしていって、実はアンナを殺害したのは自分だった、ということを思い出して絶望→首つり自殺。
今までずっと、アンナとの暖かい思い出の光だけを頼りにしていたギルバートでしたけれども、その光はまがい物で、思い出自体自分が勝手に捏造していたことに驚き。どこからどこまでが現実なのか、虚像なのかもわからず発狂。
ネルヴァルみたいに公道の街灯にヒモを巻き付けて首吊りセルフ公開処刑。
スポーツ新聞に超強烈な写真付き記事を提供。

死ぬ前にセシルに、飛行機で新宿を爆撃しろって説得。カインのいる学校に行って盗んだ爆撃機で飛び立つセシル。
ミサイルの標準を都庁に合わせたところで物語終了。

ちなみに、セシルとギルバートのバンド名はDMCです。ダムシアンと読みます。
※一番言いたかったこと。

一体、何のためにこの話書き始めたのかもよくわかりませんが、こういう感じで行こうと思ってました。
原作よりにすると、ローザは途中で乳がんになって、両乳房全部摘出することになって大泣きしながらセシルに別れを告げるんですけど、完璧だと思っていたローザの致命的な欠陥にセシルは内心大喜びして、今以上にローザのことを愛することになるというちょっと歪んだ愛も入れようかなとおもったけど、そういうえぐい話は抜きにしよう清く美しい二次創作だもんね。

本当は銀魂でこのパロやろうと思ったんですけど、案外FF4の方が盛り上がった。
音楽プロデューサー銀さんの主人公晋助様の一緒にバンド組むの万斉の結婚相手また子ってすると、頭イカれてんの晋助様だけですからね。そして、重要なキク役(カインポジション)がいねえんだよ。小ぢんまりとしたストーリー展開で終了。
ギルバートみたいな斜陽系未亡人キャラがいるFF4の方がRYU MURAKAMIの天元突破世界観にはマッチしていた(様な気がする)

描写力の無い人が無茶な世界観でパロディやり出すと収拾がつかなくなるってことがよくわかりました。
個人的に、スプラッタギャグがとても好きなジャンルなので、そこんとこ追求してみたいなって思ったんですけど、FF4でそりゃねえぜって感じになったのでもう二度としません。


[ 36/148 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -