ポケモン | ナノ
▼ バトル後の一休み

「行くよ、ブースター!」
「スタッ!」

私は相棒のブースターに命令し、相手のポケモンを攻撃する。
ブースターのとっしんが決まり、相手のポケモンを倒す。
相手のトレーナーはポケモンを戻し、「強かった、また戦おう!」と言って去っていった。
私は戻ってきたブースターの頭を撫で、木の実を取り出した。

「今日も絶好調だね、ブースター!」
「キュウ」
「はい、オボンの実。体力回復してね」

オボンの実を取り出して、ブースターにあげた。ブースターはオボンの実を食べ始める。

「ねえブースター」
「キュイ?」
「少し、触ってもいいかな」
「キュウ!」

どうやらOKのようだ。私はまだオボンの実を食べているブースターを抱きしめる。
体毛がモフモフして気持ちいい。とてもふかふかで温かい。
私は櫛を取り出してブースターの体毛を梳かし始める。

「どう、ブースター。気持ちいい?」
「キュウウン」
「そっか、それはなによりだよ」
「キュー」

ブースターはそう鳴くなり、私の足元で眠り始めた。いつの間にかオボンの実は食べきってしまったようだ。
私は眠ってしまったブースターを撫で、抱っこしながら木陰の方へ向かう。

「じゃあ私も、一休みしようかな」

私はそう言って、ブースターを足に乗せたまま木に寄り掛かり眠るのだった。


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