「おや、ダンデさん」

「おお、ななしか。どうした？」

「ワイルドエリアでポケモンスケッチをしようかな、なんて」

「そうか。でもワイルドエリアは強力なポケモンがわんさかいる。気を付けていってこい」

「はい。あ、後ダンデさん」

「なんだ？」

「話があるんです」

「今、かい？」

「はい。終わった後に話そうかなと思いましたけどダンデさん中々忙しくて会えませんし」

「わかった。話を聞こう」

「……実は、ダンデさんが好きなんです」

「！……まさか先に言われるとはな」

「えっ、それって」

「オレもななしが好きだ」

「！！じゃあ、両想いってことですね」

「そういうことになるな。よし、ななし」

「なんでしょう」

「今からオレの家へ行くぜ！リザードン！」

「グオゥッ！」

「えええ今からですかー！？」

「善は急げってことだろ？ほら、早く行くぞ！」

「わわわ、お願いします！」

「よし、目指すはハロンタウンだな！」

「は、はい！」

「グルルゥ」


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