▼ メカクレに夢を見る
「なあ、ななし」
「なんでしょう、バーソロミューさん。あとなんで部屋にいるんですか」
「そんなことはどうだっていいさ。それよりも……」
(無視された)
「前髪を伸ばしてみるつもり、ないか?」
「なんでですか」
「俺の見立てだと君は前髪を伸ばしてメカクレにしたほうが似合うんじゃないかなと思ってるんだ」
「……髪がのびたらピンでとめますよ」
「そんなことは絶対にしないでくれ!」
「(圧が強い)でも目に入ったら何も見えないです」
「それなら俺が君の目になろうじゃないか。メカクレの君と一緒に仕事するのも悪くない」
「いやあなたはレイシフトとかで呼ばれることとかあるでしょ」
「早く前髪伸びないかな……」
(もうだめだこの人)
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