「さて、そろそろ眠るとしますか」

「おい雑種、いるか？」

「あ、ギルガメッシュ王。今から眠るところです」

「チッ、なんだ。今から眠るのか」

「そういう王様は寝ないのですか？」

「ああ、我はまだ起きておる」

「じゃあ、少し話します？」

「フン、貴様の話などどうでもよいわ」

「ええー……じゃあ何しに来たんですか？」

「単なる我の気まぐれよ。感謝するがよいわ」

「……おやすみ」

「ああ、よく眠れよ。雑種」



翌朝

「ふぁあ……おはよう、って誰もいないよね」

「なんだ雑種、ずいぶん遅い朝だな」

「っていたあ！？」


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