Fate | ナノ
▼ 夕飯のひととき

※現パロ




「よお、戻ったぜ」
「おかえりー」

そういって私は、ドアを開けた人物―――幼馴染のアシュヴァッターマンに声をかけた。
アシュヴァッターマンはドアを開けて家の中へあがっていく。

「メシ食いに来た」
「はいはい。今日はカレーだよ」

そういって私は出来立てのカレーを2つ分よそった。
アシュヴァッターマンと私は席につく。

「それじゃ、いただきます」
「おう」

私が令をかけた後、アシュヴァッターマンはガツガツと食べ始めた。
それにつられて私も食べ始めるのだった。


―――――――――――


「カレー、美味かったぜ」
「お褒めに預かり恐縮です」

そういうやアシュヴァッターマンは家を後にしようとする。
私はなにか思い出したかのように彼を止めた。

「あ、あのさ……もしよかったらいつでも食べに来てね」
「今更だな。……まあななしの作るメシはうめえからまた来るつもりだぜ」

そういってアシュヴァッターマンは歩きだしたのだった。


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