「よっ、ななし」
「ロビンさん」
「何してんだ？　ってハロウィンの仮装か」
「はい。子供達にやろうってお願いされまして」
「それで仮装してんだな」
「そうですね。ロビンさん、せっかくなんでトリックオアトリートです」
「ん、ああ。菓子ならあるぜ」
「ありがとう。　ロビンさんも一緒にハロウィン楽しみましょうよ」
「俺は仮装なんかしませんよ」
「はいはい。じゃあ、一緒に回りましょうか？」
「もしかして逆ナンってやつっすか？」
「違うけど……この場合そうとも言えますね」
「あ、そうそう。ななし、トリックオアトリート」
「ふふ、はい、お菓子」
「なんだ、やっぱり持ってたのか」
「もしかして悪戯したかったんですか？」
「さーて、どうだか。ほら、さっさと行きますよ」
「わわっ、待って、ロビン」


「……何をしているんだあの2人は」
「まあまあ、楽しそうじゃないの」


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