長官苛め


「長官お願いがあります」

「おう、何だ、言ってみやがれ」

「死んでください」

「ブーッ!?ぶわちっ!?何大真面目に言ってんだてめえ!?コーヒー溢しちまっただろうが!」

「正しくはコーヒーを溢して且つ下品に噴いたですね」

「何か今日お前酷くねェ!?」

「いえ、何故こんな間抜けで弱くて最低な駄目人間が我らCP9の長官なのかと思うと」

「ひっど!」

「あ、ゲームしましょう長官」

「いきなり話題変わったなオイ」

「長官に威厳があるかどうかをテストするゲームです」

「あ?そんなのあるに決まってんだろ」

「あたしがルッチに告白しますから」

「何ィィィイイイ!?」

「長官に本当に威厳があるなら告白断りますよね」

「いやいやいやいや待て待て待て待て」

「ということでれっつごー」

「えちょマジでやんのぉ!?」













「あ、ルッチ、あのね?あたし……」

「(え、ちょ、何で二人ともあんなに顔紅いの!?嘘だろォォオオリア)」

「ルッチのことが…」

「待てェェェエエエ!」

「おや長官。盗み聞きですか」

「リアはわ、渡さねェからな」

「…………おれもリアを渡すつもりは有りません。場合によっては、あなたを殺してでも…」

「エエエちょ、おれは長官だぞ!?」

「CP9を抜ける覚悟もあります」

「(リア…………)そっ、それでもリアは渡さん!!」











「長官ってやっぱおもしろーいっ!」

「ふん」

「だってあたしとルッチがグルで長官の気持ち確かめてたって全然気付かないんだもん!」





長官苛め
(おれはいつでもリアを奪う気満々だがな)(え…)(リアおれ以外に頬染めんの禁止ィィィイイイ!)

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -