私は捨て猫
捨てられた黒猫だった
私は男に拾われた
それがこいつだった

これでもこいつには感謝をしている
全くその様を見せたことは無いが
いや、最初のころはもっと素直に伝えたりしていたが、最近は特にしていない
だからこいつは最近「昔はもっと素直でかわいかったのに」ということが多い
大きなお世話だ。お前だって昔のほうがもっと若くてかっこよかったぞ
あの時はすべて同じ琥珀色だった髪も今は白が混じっている
まぁその白髪の量に貢献したのは私かもしれないが
第一私がこうなったのはあいつが遊んでくれなくなったせいだ
だから責任をとって精いっぱい私に振り回されればいい




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あとがき



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