PM19:00。


「あっ真田さんそれわたしのから揚げ!」

「早い者勝ちでござるぅぅ!!うおおお!」

「何この人大人気ない!!」


いつも夜7時に夕食。
今日のメニューはから揚げ。真田さんの大好きな。
というかこの人肉類なら大体好きだけど。
そして今わたしの皿から真田さんにから揚げ奪われた。


「……」(ガツン)

「ぐはっ」

「うわ汚!」


真田さんが風魔さんに殴られて口に入ってたものが出た。
そのすきに風魔さんがわたしのから揚げを奪い返してくれた。
風魔さんカッコイイ惚れそう。冗談だけど。


「何をなさるか風魔殿ォ!」

「いや絶対あなたが悪かったでしょ今のは」

「…(コクリ)」

「何と!」


何とじゃねーよ。


「では美柑殿!こういたしましょうぞ!某のこのとまととから揚げを交換…」

「風魔さんやっちゃってください、殺す的な意味で」

「…(はあ…)」


…何か風魔さんに呆れられたんですけど…。
ため息つきながらもスプーンを真田さんに投げた。
真田さんが避けやがった避けたので壁に刺さった。
え、スプーンって刺さるものだたっけ?








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