:)獄寺side


「チッ……」


今日は転校生がくる、らしい。(十代目が仰ってたから間違いない)
しかも、黒曜中から。


『クフフ…』


ヤベェ幻聴聞こえてきた。
もしもあの南国果実頭だったらとりあえず爆破だな。
十代目に何かしたらただじゃおかねぇ。


「はぁ…」


!!!
十代目がため息を…!?
心配しないでくださいね十代目!
もし転校生が南国果実頭だったら跡形もなく爆破するんで!


「獄寺、転校生ってどんな奴だろうな」

「うるせー野球馬鹿!俺はボムの用意で忙しいんだ!」

「はは、また花火か?」

「花火じゃねぇ!!ボムだ!!」


おっと、こんな野球馬鹿と喋ってるひまはねぇ。

……とりあえず、30個、だな。
あいつなら二倍ボムだ。


「静かにしろー」


センコーがきやがった。
っつーことは、転校生もきたのか…。

十代目!
そんなに心配そうな目をしないでください!
俺がやりますから!


ガラガラ…


……っ


「初めまして、黒曜中から転校してきた六道夢です!」


………っ!!/////

なっなんだ!?
あいつと一瞬だけ目があったら…顔があつい。
手に力が入らねえ。あっボム落ちた。

十代目があいつと…六道夢と話してる。

み、耳に入らねえ…
っつーか、何も考えられねぇ…

あ、笑った。
かっ…可愛い……っ///


っつーか席は俺の隣ィ!!?
心臓もたねぇぞ!!

、こっち見てふにゃって笑った…
超可愛い……

!!
そうか…これが…



初めまして、
一目惚れ、なのか。






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