:)雲雀side
とある平日の午後。(仕事中)
やっかいなのが来た。
「夢ちゃぁぁぁん!あーそーぼー!」
「蘭ちゃん!」
「うおおお!!?白蘭?!何で!?」
「やあ雲雀クン!夢チャン借りてくね☆」
「ざけんな。」
「蘭ちゃん、仕事は?」
「サボっ……休憩中だよ」
「サボったんだね」
「ちょっと夢、どういうことこれ何これ」
「ミルフィーユオーロラファミリーのボスの蘭ちゃんですね」
「白蘭だよ!ミルフィオーレだけどね!」
「ンなこと聞いてねェよ」
「じゃあ何ですか?スリーサイズ?」
「えーと、上から…」
「そんな情報いらねェ!」
誰が興味持つんだよそれ。
ファンか。
「とりあえず帰れ」
「えーやだやだー」
「入江正一呼ぶよ」
「すみませんでした」
「正ちゃんに負ける蘭ちゃんて何」
「正ちゃん怖いよー。僕のポッキー全部半分に折るんだよ」
「それは怖いね」
「君たちの怖いと思う範囲が分からない」
ポッキーぼきぼきが怖いマフィアって何。
しかも一人ボス。
「恭弥さん、やらないでくださいね!」
「…さあね」
「やったら恭弥さんの骨を半分に折りますからね」
「何その過酷な罰ゲーム!!!」
「夢チャン、正チャンにもやってくんない?」
「一生奴隷になるならいいよ」
「やっぱいいです」
「ドS?」
夢が笑顔で奴隷発言。
超こェェ…
「白蘭さん!!」
「パパイヤ!!!」
「「パパイヤって何!?」」
扉を豪快に、っていうか壊して入ってきたのは入江正一。
てかここ僕のアジトの仕事場なんだけど。
何で許可なく入ってんの。
「白蘭さん!ボンゴレに何迷惑かけてるんですか!?」
「いやこれは…かっかかかけてないよね夢チャン!」
「犯されそうになりました」
「何だとォォォ!!!!」
「夢ちゃぁぁぁん!!嘘言わないでェェ!!」
「白蘭、咬み殺すよ」
「雲雀クンここにいたよね!?僕がそんな事してないって分かってるよね!?」
「『グヘヘ』って笑いながら匍匐前進で近づいてきました」
「夢チャン!!勘弁して!!マシマロあげるから!」
ほら、と言ってマシュマロを白蘭は頭から取り出した。
汚ェェ!!!
「ウザ牛(ランボ)か!!臭っ!マシュマロからたわしみたいな匂いする!」
「えっ嘘…臭っ!」
「白蘭さん!帰りますよ!マシュマロしまって!」
「はい雲雀クン、あーん」
「毛根死滅しろ」
「酷くない!?」
「恭弥さんのあーんは渡さねえ!」
「何のライバルだよ」
そして白蘭は正一に連れて帰らされた。
僕的には超嬉しいんだけどね。
「遊び相手がいなくなってしまった」
「今仕事中なんだけど。何この子仕事する気0じゃん」
「子供は風の子!」
「24歳が何を言う」
白蘭が帰った後もバカの相手をさせられた僕だった。
03
白い男とパイナポー!
( 恭弥さん、仕事が終わりません )
( 終わらせたらあーんしてあげるから )
( うっしゃぁぁぁああ!!! )
( (…複雑だ) )