:)放課後


「夢ー!俺と帰ろうぜ!」

「失せろ。」

「ひでぇ!!!」

「今日は用事があるんだよツナマヨ」

「へぇ、そうなんだ」

「それって朝貰ったラブレターが関係してんのか?」

「流石ヤマさん。伊達にヤマさんしてないね!」

「伊達にヤマさんしてねぇぜ!」

「二人共大丈夫?頭」

「………だと…」

「獄寺くん?」

「どうした貧血か?」

「貧血?!」

「夢に…夢にラブレターだとぉう!!!?許すわぁぁん!!!爆破してやる!

「ヒィィィ!!」

「ごっきゅんが頭爆破された」

「元からなのな」

「おのれ雲雀めェェ!!!」

「恭弥先輩全く関係ないよ」

「ははっ獄寺はっちゃけてるのな!」

「山本見てないで止めてぇえ!!」

「おっとバットが俺を呼んでるぜ!じゃあなツナ!」

「オィィィ!!!」

「おっとバッタが呼んでるぜ!あばよツナマヨ!」

「バッタに呼ばれるって何?!どんな状況だよ!ちょっまっ、置いてくなぁぁ!!!










「ツナマヨに押しつけちゃった。まあいいやツナマヨだし」


夢は何気に酷い事を言っていた。
そして屋上の階段を上がっていた。
ただ上がるスピードがハンパなく遅いが。


「行くのめんどくせー。むしろ来てくれよ。行くよ来るよ。ハッハッハ」


キャラがおかしくなってきた。←
実は黒曜にいた頃には(骸が常に見張っていたので)告白された事がなかったのだ。
ちなみに告白しようとすれば骸に全力で邪魔されていた。


「かやっつば かやっつば〜♪あれかやつばの本名何だっけ。…カヤック翼号だったかな」


ゴン


「いたた。あれもう屋上?」


ガチャリと屋上の扉を開けた。
そこには一人の男の子が立っていた。


「ろ…六道さん…」

「カヤック翼号くん」

「(カヤック翼号!?)萱藤 椿です

「おっとソーリー。それで用事とはいかなるもので御座ろうか」

「……手紙に書いたように、不良から助けてくれた時、かっこいいと思いました。それから、今度は君を護りたいとも、思いました」

「…はい(今日の晩御飯何にしよう)」

「だから、その…//」

「(昨日はカレーだったし…カレーうどんかな)」

「お、俺と…」

「あっ今日のお昼カレーパン食べたんだった!チクショオ!」

「うえぇ!?何の話!?」

「あっスマソ。今日の晩御飯考えてた」

「……あの!」

「はい!」

「おっ俺と…!」




「――何してるの、君たち」




イナップル危機一髪?
やっと、気付いたから。



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