「比叡山さーん!」

「………何」←あえて突っ込まない

「勉強教えやがれ!」

「敬語どこ行ったの?!」









「…で、なんで急に勉強教えてなんて言ったの?」

「もうすぐテストじゃないですか」

「そうだね。期末試験だから勉強しないとヤバいね」

「で、基本授業寝てたんで分からないんです」

「それ明らかに自分が悪いよ」

「黙れ。」

「あれ今黙れって聞こえた気がする」

「とりあえず社会教えて下さい」

「(無視か)……しょうがないな」

「わーい!ヒアリングさん大好き!あいしてる!」

お兄ちゃんは許しませんんんん!!!!!

「「ギャァァァア!!!!」」


べたっという効果音と共に現れたのは窓に張り付いていた骸だった。


「あれェェエ!!?復讐者は!?」

「窓から剥がれろ!咬み殺すゾ!」

「何なんですか雲雀恭弥。輪廻を廻らすゾ!」

「二人共うぜ」

「とりあえず入れて下さい」「地獄の門に?」などと言うやりとりの後、やっと落ち着いて話ができるようになった。
ちなみに二人の頭にコブがあるのは謎である。決して夢が殴ったわけではない。


「…で、お兄ちゃん復讐者は?」

「ああ何か反省文書いたら許してくれました」

「(復讐者行かなくてよかった…!)」

「…なんで並盛にいるの」


ムスッとした顔で骸を睨みつける雲雀。
骸と雲雀の間にある机が可哀相です。


「クフフ……夢、こう見えてもお兄ちゃんは勉強が大得意なんですよ」

「マジでか。柿の種しか勉強してるの見たことないけど」

「クフフ!さあ家(黒曜ヘルシーランド)に帰ってお兄ちゃんが教えてあげます!では雲雀恭弥アデューぐえっ

「ワォ。初めて聞いたよそんな声。っていうか夢は僕に頼んだんだよ邪魔しないで」

「邪魔してるのは君でしょう。兄が妹に勉強を教えて何が悪いんですか?」

「下心ありそう。」

「あれ、ちょ、夢?お兄ちゃんにそんなものはありません!あるのはスケベ心だけです!

「「死ね」」


後退りをする夢と雲雀。
骸を見る目は「近づかないで変態」と言っている。


「なんでそんなに離れるんです?!」

「わたしコレの妹なのか…」

「コレよりマシだよ」

「そうですね」

「ほら!僕はかけ算もできますよ!3×8=24!」

「それマグロ(綱吉)でもできるから」

「大化の改新2009!」

「何それ。今年大化の改新してないよ」

「お兄ちゃん意外とバカだ」

「漢字は書けますよ!ほら“髑髏”って書けます!」

「これ“骨濁骨要”なんですけど!字ィ違うんですけど!」

「バランス悪っ」

「英語もできます!English!」

「発音いいね」

「綴り違う。Ingrishuじゃない」




すみません、チェンジで
全く役にたたないな




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まさかの次回に続く。
骸はちょっと馬鹿だといい。
雲雀さんは勉強できるよね、多分。


09.09.24
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