:)雲雀side


「日番谷さーん!」

「最早ジャンルが違う」

「もうすぐ9月ですね!」


無視か。


「……そうだね」

「って事は夏も終わりですね!」

「そうだね」

「夏の終わりといえば!?」

「そうだね」

「いや、そうだねじゃなくて」

「そうだね」

「……………」


あっ、草壁のヤr……副委員長サインミスしてる。
あとで咬み殺そう!(嬉しそう)


バッチィィィイン!!!!!


いっ…たァァァア!!!

「話ちゃんと聞いてください!」

「だからって…ッ!!」


だからって……





ハエ叩きで叩くことないだろ!!!
夢のバーカ!
あ、ヤバい涙でてきた。


ぐすっ……何?」

「(ぐすっ?)夏の終わりといえば?」

「…花火?」

「違ぁーう!!」


バッチィィィイン!!!!


いったァァァア!!!なんで!?」

「このおバカ!花火なんてチンケなもんやってられっか!」

「知らねーよ!!花火職人に謝れ!」

「夏の終わりといえば………」























昆虫採集じゃぁぁあ!!!

やかましい!!


と、いうわけで。
in the 山。

すいません一ついいですか。
どこだここ。
並盛じゃねぇ!どこここ!


「ねぇ、ここどこ?」

「…………裏山?

どこの!?


もうダメだこの子。
復讐者に行くの止めてよかった。
この子絶対『卍解!!』とか『イノセンス発動!!』とか言い出すよ。僕250円かけてもいいよ。


「ドラ●もんに出てくる裏山って事で。よし、コーカサスオオカブトとりましょう!」

「いないから。絶対いないから。今の僕の全財産かけてもいいよ」

「マジですか。じゃあわたしはこのムシトリアミかけます」

「いらない」


ムシトリアミかけられても……
使わないし。
あと裏山にコーカサスオオカブトいるわけないでしょ。
バカ?あ、バカだったね。夢はバカだったね。






****************



「やったー!!いたー!!」

「なんで……」




なんでコーカサスオオカブトいるんだよ!!!
マジでここどこ!?
外国じゃね?!


「ビフィズス菌さん」

「ん?んん?ビフィズス菌?僕ビフィズス菌?」

「全財産ください」

「チッ覚えてたか……はい」

「ありがとございま102円!!?

「今それだけしかないんだよね」


さようなら僕の全財産。
駄菓子屋行こうと思ってたのに…


「あざーす尚子さん」

「雲雀だね。僕の名前雲雀恭弥だね。『子』はつかないね」

「ひば子さん」

「夢、怒るよ。咬みこりょ…咬み殺すよ」

「(噛んだ?!!)」



ぼくのなつのわり
昆虫採集に連行されました





090824 夜鶴
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -