「比率さん比率さん」

「雲雀だコルァ」

「海に行きたいです。連れてってください」

「一人で行け」

「無理です。そんな事したらくさかび(草壁)さんがリーゼントからパーマになりますよ」

「えぇ〜〜…草壁のパーマなんて見たくないよ。
だから連れてってあげる」

「委員長ぉお!?そんなに見たくないですか!!?」

「死んでも見たくない」











−−翌日 朝6時

ひーげなーしさーん!!!海行きましょーー!!

うるせぇえ!!!ひげなしって何だァその内はえるわ!!」

「Σ気にしてた!ってかはえてほしいの!?」

「もういいよ行こう海もう面倒だよ」

「わーい!盗んだバイクで走りだす〜♪」

「盗んだバイクを強調するな!!だいたい盗んでないから!」











……移動中……











「海ついたよ」

「やった!フカヒレいますかね?」

「や、鮫はいるかもしれないけどフカヒレ単体は泳いでないよ?」

「知ってますよ。フカヒレは泳がないで歩いてるんですよね」

君がそこまでバカだったなんて知らなかったよ

「意味わかりません向日葵コノヤロー」

「雲雀だコノヤロー」

「そして俺は獄でたぱぁ!!

「うわっいきなりトンファー投げたよ日浦さん」

「いや、なんか汚い物見ちゃったから」

「誰が汚い物だゴラァァア!!!」

「もう復活したよストーキング・ボム疾風」

「スモーキン・ボム隼人なんだけど…」

「せっかく琵琶湖さんと二人だけの思い出つくれると思ったのに…このクソストーキング・ボム疾風が」

「クソついたよ」

「しかも未だに疾風だし…隼人なんだって」

「じゃあ間をとって『よさこいソーラン節』で」

どの辺が間!!?

「よさこいソーラン節なんてあだ名世界で獄寺隼人だけだよね、多分」

「貧弱さん!素潜りしてきます

待て。あっあと雲雀だから」

「品質さん、わたしの水着姿見て萌えてください★」

どちらかと言うと燃えますが。僕の話聞いてないねコレ」

「可愛いぜ夢!!モデルみたいだぜ!」

「黙っててくださいよさこいソーラン節」

「Σ(°□°;)!?」

「見て下さいコレお兄ちゃんお手製パイナップル柄ビキニ

やっぱり?パイナップル柄の時点で若干そんな気がした」

「それ骸が自分でつくったのか…;;」

「まぁ8割柿の種(千種)だけどね」

「(柿の種?!!)」

「まぁいいや!遊びましょうビリヤードさん!!」

「夢って僕の名前覚える気ないでしょ」

「夢!一緒にイカダに乗「らねーよ」………」

「…君、懲りないね」




結局、一日中海で遊びまわった僕等。

“今日”も、いつもと変わらない(変わってるっちゃ変わってるけど)“日常”になった。



でも、





「ヒバリ!!夢がいなくなった!!!」

「…………は、」


“いつも”の“日常”は、

“永遠”には、続かないんだ。



―――それはまるで、夢のように




思い出と
別れはいつも、突然に






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ギャグ→シリアスちっく。
次回はちょいシリアスめに(したい)。


夜鶴
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