〜〜前回のあらすじ〜〜
勇者ヒバーリ(雲雀)の前に魔法使いの夢が現れた。夢はヒバーリと一戦交えた後、ヒバーリの仲間に加わる。
その後きじのツナ缶(ツナ)や犬の爆弾魔(獄寺)、猿の野球好き男(山本)を仲間に加え、天竺を目指してとりあえず富士山に登るのだった…
「待てェェ!!」
「なんですか勇者ヒバーリ」
「誰がヒバーリだ。何で途中から桃太郎?しかも天竺行くのになんで富士山登るの?」
「ツナ缶!?ダメツナとか色々言われてきたけどツナ缶は初だよ!」
「爆弾魔ってそれおかしくね!?」
「野球好き男って俺と同じなのな」
「キミの事だよ山本武」
「夢ー!お兄ちゃんは何役ですか?」
「敵キャラC。ツナ缶が一発で倒すやつな」
「ひどっ!」
「っていうか何で骸がここに?!復讐者は?!」
「脱獄しました」
「またか!!」
「ちょっとツナ缶、どうにかしなよ」
「ヒバリさんん!?俺ツナ缶じゃないんですけど!」
「あっ夢のがうつったヤベッ」
「どういう意味ですかヒアデスさん」
「誰それ!」
「野球好き男以外のあだ名は?」
「なんで聞いてんだ野球馬鹿!夢ー!俺だけに新たなるあだ名を!!」
「じゃあ『死刑囚』で」
「(死刑囚!?)」
「クハハ!夢に近づく男はそんなあだ名で十分です!」
「お兄ちゃんはあだ名『崖っぷちで生活してるやつ』ね」
「ちょっとぉぉ!!」
「そういえば夢ちゃんは分かるけどなんでヒバリさんと骸がウチのクラスにいるの!?」
「六道から逃げてきた」
「夢を追いかけました」
「テメッストーカーか!!?」
「オメーもですよ死刑囚」
「俺は違う!夢を見守る精霊だ!」
「日阪さん、死刑囚の頭おかしいですよ」
「死刑囚だからいいんじゃない?」
「クフフ、獄寺隼人地獄を廻ってゆっくりしてきて下さいね」
「おっどっか行くのか獄寺?」
「山本違う!止めて!あの3人止めて!」
「缶詰め必至だね」
「あれツナ缶のツナさえなくなった?」
「クフフ、沢田綱吉も廻りなさい」
「黙ってなよ『崖っぷちで生活してるやつ』」
「雲雀恭弥ァァア!!!その名を呼ぶなァア!!」
「パイナップルうるさい!」
「いや、夢ちゃんもパイナップルだけど…」
「クフン……夢ー!別の名前ありませんか!?」
「じゃあ『崖っぷちのパイン』で」
「崖の上の●ニョ!?」
「ははっ似合ってるぜ『崖っぷちのパイン』」
「山本武ぃぃ!!!本当に六道巡らしますよォ!!」
「夢、今の間に帰ろうか」
「そうですね飛騨さん」
「雲雀ね」
夢と雲雀が教室を出た6秒後、教室からは「地獄道」やら「止めて獄寺くん」やら悲鳴やらが聞こえてきたとか……。
2−Aパイン事件簿
教室壊れてたら咬み殺す