:)雲雀side


とある廃墟の一室。


「クフフ…待っていなさい夢……そして雲雀恭弥ァァア!!!」

「骸様、うるさいです」

「あっすいません」














「ひーがーいーしゃーさーん!」

人ン家の前で変なことを大声で言うなァァ!!!そして雲雀だァ!!


朝7時に人ン家の前で名前呼ぶのはまだいいよ。許すよ。
けどね、名前間違えたうえに被害者さん?
なんか事件に巻き込まれた感じじゃん!
ご近所さんに勘違いされるよどうしよう…
あっご近所さんと仲良くなかった


「………はぁ、学校行くよ」

「イエッサ平田さん!」

「もっかい言うね、僕雲雀だから」
















:)応接室前


「今日も頑張りましょうね左側さん!」

「雲雀ね」


ガラガラ


「クッフフー!久しぶ」


ピシャァァァアン!!!

……今なんかいた?
目ェ可笑しいのかな。


「………………帰ろうか、夢」

「え、今きたとこ…」

「いいから帰るよ!」

「ちょっ酷いじゃないですか雲雀くん!!」

「うぐあっ現実逃避できなかった」

「うぉっほ、お兄ちゃん!?」

「嗚呼、僕の愛しい夢!!もう二度と離しませんよマイシストゥア――!!!Vv」


バッ!

骸は夢に抱きつこうと駆け出した。
……駆け出した?
駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ!!
それは許さん!


バキッ
ゴンッ


「近づくなシスコン!!!」

「死ね六道骸!!!」

「ぐはっ」


夢は思いっきり顔面パンチを決め、僕はトンファーで頭をブン殴った。

…はっ!
体が勝手に動いた!


「うぐぅあぁ……酷すぎるでしょう2人して!僕のことが嫌いなんですか!?」

「「うん」」

「酷い!」

「ってか何しにきたの?死ねば」

「学校どうしたのさ。死ねば」

「雲雀くんはともかく夢まで!!さては雲雀くん、夢を洗脳しましたね!?」

「してねぇよ」

「いいや嘘です!そうでもしないと夢がこんなこと言うわけありませんからね!!」

「いや、普通に言うけどね。もっかい言おうか?死ねば」

「クフ――!!泣いていいですか」

「「断る」」

「…………クフン」



イナップル兄妹
もう一度咬み殺そうか






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