春コミ&秀吉誕2013 | ナノ
★3/17(春コミ&秀吉誕)の時間指定ツイート


2013/03/17 00:30 三成「とうとう今日という日が来た……私には春祭りで為すべきことがある……許可も得ている……だが秀吉様の御誕生に大坂を、離れるなど……」

2013/03/17 09:30 三成「……刑部、やはり私は大坂へ戻る。春祭り新刊の頒布と買い物はお前に任せた」大谷「なに? 三成よまちと待て……」三成「待ってなどいられるか……!!秀吉様の御誕生日を蔑ろにしてまで興じる祭に意味などない……!!」

2013/03/17 10:30 大谷「三成にも困ったものよ……売り子と遣い、どちらもわれ独りにこなせとは……」家康「大変そうだな、刑部。ワシでよければ買い物を手伝おうか?」大谷「徳川……余計な世話よ、とはねのけたいところだが……狸の手も借りたいが本音よ」

2013/03/17 11:30 大谷「やれ、人も増えて来たか。難儀なことよ」官兵衛「しんどそうだな、刑部」大谷「参加費の振込を忘れてスペースを取れなんだぬしが何用よ?」官兵衛「一々思い出させて傷を抉るな!折角小生もお前さんに恩を売りに来てやったってのに」大谷「徳川に聞いて来たか……つくづく余計な世話を好む男よ」

2013/03/17 12:30 大谷「落ち着いてきたか……暗のしたり顔は癇に障ったが、まあそこそこ使えたか」忠勝「…………!!!」大谷「今度はぬしか、何用よ」忠勝「…………!!!」大谷「なに、昼餉の差入れ?……さよう、か」

2013/03/17 13:30 孫市「豊臣軍原稿botの中の人のスペースは東4ホールけ47a、新刊は風魔小太郎×黒田官兵衛本と小早川秀秋×天海本だそうだ。官兵衛受アンソロジーのフライヤーも配布中だな――これか? ただの宣伝だ」

2013/03/17 14:30 半兵衛「さて、そろそろ有明から撤収しようか……大谷殿、今日はいつにも増してご苦労だったね」大谷「やれまったくよ……時に、ぬしは太閤の御誕生日を祝わずともよいのか?」半兵衛「ああ、祝いなら昨夜の内に済ませたよ。日を跨いですぐにね」大谷「ぬしの計画性には畏れ入るばかりよ……」

2013/03/17 15:30 三成「秀吉様……!!御誕生日まことにおめでとうございます……!!これからもこの三成、全身全霊お仕えする所存……!!」秀吉「うむ……だが三成よ、今日は所要で帰参が遅れるのではなかったのか?」「はっ……しかし、私用など、秀吉様を言祝ぎさせて頂く栄誉とは比べるべくもありません!!」

2013/03/17 16:30 秀吉「三成よ、お前の忠節の心はよくわかった。だが、為すべきことを投げ出してまで誕生日など祝わずともよい」三成「……秀吉、様……」

2013/03/17 17:30 三成「私は……秀吉様のお怒りをかってしまったのか……?」大谷「三成よ、戻ったぞ……新刊は完売、頼まれたものも皆買い集めたゆえ、案ずるな」三成「……刑部……」大谷「……なんぞあったか?」

2013/03/17 18:30 三成「……」大谷「?……三成、頼まれものとは別にぬしへの土産もあるぞ」三成「……これは、秀吉様の絵姿を集めたスケブ……? ……秀吉様……秀吉様ーーッッッ!!!」大谷「……しまった、発作が出たか」

2013/03/17 19:30 半兵衛「ただいま秀吉。帰参早々に三成君が大騒ぎした後、部屋の隅で膝を抱えたまま動かなくなったと聞いたけど……」秀吉「うむ……我は少し苦言を呈しただけなのだが……」半兵衛「そういうところが彼らしいと言えば彼らしいんだけどね……」

2013/03/17 20:30 三成「……」大谷「……」三成「……」大谷「……」三成「……」大谷「……三成よ、夕餉は」三成「……いらん」大谷「……さよう、か」三成「……」大谷「……」三成「……」大谷「……」三成「……貴様は食え。体に障る……」大谷「……」

2013/03/17 21:30 大谷「……太閤、夜分に畏れ入るが……」秀吉「吉継か……何用だ?」大谷「……三成に、何か適当に仕事をやっては貰えぬかと……」半兵衛「成程、三成君をてっとり早く復活させるにはそれが一番だろうね。流石は大谷殿だ」大谷「……まあ、あれの面倒はな……慣れたものよ」

2013/03/17 22:30 三成「秀吉様!!この三成、謹んでお役目をお受けし、一命を賭して完遂することをここに宣誓致します!!」秀吉「うむ。しかと成してみよ」三成「……はっ!!」官兵衛「たかが書状一枚書くのに大袈裟な……」忠勝「…………!!」家康「ハハ、いいじゃないか、それで元気になるというなら」

2013/03/17 23:30 半兵衛「これにて一件落着、かな」大谷「やれ、骨の折れる一日であった……」半兵衛「……大谷殿、これからもその調子で三成君のことをよろしく頼むよ。出来るだけ、末永くね……」大谷「難儀なことを……まあ、どの道われにしか務まらぬであろう、な……」

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