#リプでもらったCPについて自分の趣味全開の考察と展望を述べる【烏城編】
2013/09/26 20:53

2013年09月2日(月)にTwitterに投稿した内容のまとめ

 烏城は本当に、3、宴、劇バサ、舞台のどれを取ってもまるで印象が違うし、あらゆる解釈が可能。自分が烏城にはまったのが宴からなので、ここでは宴中心に自分の好きな解釈でいこうと思う。
 3の時点ではまだ天海さまは明智の変装&偽名っていう印象しかなかったし、金吾さんに対しては「おや、死んだ」でしかなかったので、烏城をCPとしてまったく見てなかった。
 でも、金吾さんがただ騙されてる可哀想な子とかじゃなくて、うっすら察した上で「利用されててもいいんだ」っていうスタンスで一緒にいるのというのは聞いた時意外だったし、胸熱だった。
 そして宴が出てみたら、天海さまがあちこちに手紙出したり、ラジオに投稿してみたり、能動的にイキイキと金吾さんを構い出したのですごくびっくりした。金吾さんとの生活を意外とこの人楽しんでるのかな?と思い始めた。
 そして天海さまの天下統一時の台詞も「もう一人でも平気でしょう」という金吾さんに宛てた言葉だったんだよね……まあ、それ言っていなくなっちゃうんだけど、でも私は何かちょっと天海さまなりの優しさを感じた。金吾さんなんか食い物のことしか言ってなかったのに!
 それから、同じ宴の(天海さまが同類と感じていたとされる)佐助ストーリーが黒い過去と本性をほのめかすような内容だったけど、そんな佐助が救われたんだから、天海さまだって救われていい筈だと思った。
 一番の救いは信長公に名前を呼んで貰ってあの日のやり直しをすることだけど、松永ストーリー見る感じ、六魔と信長公はやっぱり違うものであって、そういう意味ではもうその願いって叶わないんじゃないかな……と思ったりもする。
 何をもって救われたとするかは天海さまが主観でどう感じたかなので、一概には言えないんだけども。魔王悪臣クラスタさんには怒られそうだけど、やっぱり私は金吾さんに天海さまを救ってあげてほしいな……と思う。
 明智光秀としてではなく、天海としての新しい人生を金吾さんと歩んでほしい。きっと一番大切なのは生涯信長公で変わらないと思うけど、金吾さんも一番大切なのは多分鍋だから大丈夫。二番目に好きな人と結ばれると幸せになるとかならないとか。
 一方で前述のエンディングのように天海さまが、立派に一人立ちした金吾さんの元を離れるっていう結末もそれはそれですごくいいな、と思う。悲しい別れじゃなくて前向きな旅立ち。メーテルと哲郎みたいな感じで。
 もっと言うと、二人がそこそこ幸せなら死にオチでもなんでもいいと思うけど、できれば烏城結婚しろ――と、ハッピーエンド厨が申しております。



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