#リプでもらったCPについて自分の趣味全開の考察と展望を述べる【小太郎×官兵衛編】
2013/09/26 20:36

2013年09月1日(日)にTwitterに投稿した内容のまとめ


 考察とうより、今まで自分の書いてきた作品のことをなぞるだけの話になってしまうかもしれないけど、こたかんとは、風魔の人間性の獲得の過程において生じたとある「奇跡」のカタチ。
 語弊があるかもしれないが、官兵衛さんは惚れっぽいほうだと思う。ただ一緒にいる時間が長いだけで情が移ったり、なにかと疎まれがちだから、よくしてくれた人によくなつく(本気で愛したり、認めたり、心を開くにはちょっと時間やきっかけがいるかもしれないが)。
 だから多くのCPにおいて、官兵衛さんが相手に惚れたあまり理由は難しく考えなくてもいいかなと思ってる。一緒にいたから好きになったのだ。風魔に関する解釈は、本当にかなりの部分で自分の趣味の反映になってしまうけど、自分の思い描く風魔には恋愛感情がない。
 更に言えば性欲がない。所有欲や独占欲もない。 そして官兵衛さんも、風魔をそういうものだと一応認識している(たまに忘れるけど)。だから風魔なんかに惚れるのは不毛だってことは重々承知している。
 でも官兵衛さんは前述の通り、同じ時間と空間を共有した人に対して情が湧きやすい。風魔に危ないところを助けられたり、一緒に戦場を駆けたり、氏政様も交えつつ共にいる時間が増えていくことで情が湧いたり、惹きつけられたりすることもあるのではないか。
 はっきりそれが恋愛感情だと自覚しても、風魔にそれを無理矢理押し付けるつもりはない。押しつけても仕方がないとわかっているのので、現状に幸福を見出して、満足しようとする。原則それ以上、発展のしようがないのがこたかんだと思う。
 しかし、原作の風魔はタイトルを重ねる事に、人間性を獲得していってるような解釈が可能。完全に落ちぶれた北条に留まり続ける理由とは何か(氏政様が、城に残ってくれたことに感謝している、と言っていたので離れる選択肢も少なからずあったことが推測される)。
 松永の、声より大事な物を得たという言葉の意味は何か。明言はされておらず、他人の目を通した情報でしかないので真相は解らないが、もしその通りであるなら、まっとうに恋が成就する可能性が無いとは言い切れない。
 よきにつけ悪しきにつけ官兵衛さんは人間らしい人だから、風魔の人間性獲得の過程に影響を及ぼす可能性も結構あるんじゃないか。 これらは全て可能性の話。だからあえて私は唱えよう。こたかんとは、奇跡だと。





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