なんなんだあの餓鬼はもう3時間以上たってるし
お腹も減ったしまぁ最初は我慢もしたけどこんだけ待たされて
ゴンなんか草かぶって森の動物たちみたいのが集まって来ちゃってるしさ
ったく、ほんと

「いい加減に、」

「きた!!きたきた」

どうしたの?!ていうか言葉を遮らないでよ!!!
しかも何?!え、ちょついに頭壊れちゃったの?
なんて失礼なことを思いながらゴンに声をかける

「何がきたっていうのよー?」

「きたァーーーーーーーーーーっ!!!」

だから何がだよ!!!!説明くらいしろよ!!!!

「ゴンー」

名前を呼んで手を振るそうすると
ものすごい勢いでこっちまで走ってきた

「お姉さんお姉さん!!!見てみて!!!」

そう言って大きい、というか巨大な魚?なんか足っぽいのついてたけど
まぁそんな感じのどちらにしろ気持ち悪いものを
ほら!!!と言わんばかりに見せてきた

「ちょ、それこっちやんないでね!!!絶対に!!!」

こんなところで弱みを見せるのは性に合わないけど
昆虫類に触れるくらいならそれぐらいどうってことない

「あ、忘れてた!!!ミトさんに見せに行かなきゃ!!!!」

ミトさんとは誰なのだろう?そんな疑問が浮かぶなか
私はゴンとは此処でお別れか、と思っていた
なんとなく寂しい気がするのはきっと3時間もあんな餓鬼に
待たされたせいだと思うしかしこの世界はゴンしか知り合いがいないし
どうしよう、あれ?これって本気で考えないといけないですよね?
あれ、何で自分に質問してるんだろついに私もやられたか

「何やってるの?急がないと!!!
早くミトさんに見せてハンター試験受けるんだ!!!」

まるでふっとばされるかのように腕をひかれ
当たり前かのようにまたどこかへ連れて行かれた







(ね−、あの、さどこ行く気なの?)
(ミトさんのところ!!!)
(だからミトさんって誰なの?!?!)













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