あのおませな少年はゴンというらしい
まあそんなことは置いておいて此処はアニメの世界ときた
いわゆる二次元ということだそしてそんな二次元の世界に現在私は居る
なうっていう言葉で表すと二次元なう
あ、何だか今時の高校生の気分いや高校生なんだけどさ
というか先ほどからそのゴンという少年に手を引かれている
どうやら彼曰く沼の主を釣りに行くらしい
主って大きいの?と聞くと可愛く頷いたものだから
案外いい子かもと思った矢先お姉さんのおっぱいぐらいにね、と
笑顔で言ったので取り敢えず無視した

「そろそろ足が痛くなってきたんだけど」

一応はお嬢様なのでこういう嫌味ったらしい文句とか言う訳でして
いやだって、足痛いんだもんしょうがない

「着いたよ」

ゴンの後を嫌々ながらもついて行ってやっと来たのが此処?
何でついて行ったかって?
だ、だってそれは迷子なんてなりたくないし
そう自問自答しながらついたのは
大きな池と空高く伸びた一本の木がある場所だった
此処にいてね、と言い残しゴンは木に素早く登って
座ったかと思うと長ーい釣り竿を取り出して釣りをし始めた
しかも一oたりとも動かず静止状態だ
私はというと非常に暇になったので
ぼんやりと遠くからゴンを見つめることにした

(あ、お姉さんがこっち見てる可愛いなー)
(お腹空いた、ご飯)













「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -