銀色のナイフが一つ
崩れかけた人情と愛と
大きな憎しみと残響と
刃に映る世界に滲む血液
「我が身を崩し、我が身を喰っせ」
そして姫君よ、我が身を
壊れるほど愛して三分の一も
愛してると伝われば良いだろう?と
冷たくなった僕の頬には
姫君の温かい涙と血と銀色の―――...。


((だったらあの人を殺して、あたしを奪いなさい))



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