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▼再び現れた少女04

「輝?」
「名前、姉ちゃん……?」

「でも名前姉ちゃんは二年前に死だんじゃ……」

 輝の言葉にその場にいた全員の動きが止まり、その表情には疑問と少しの恐怖が浮かび上がる。
 円堂くんも鬼道くんも、知っているからこそ何も言わない。春奈ちゃんは眉を寄せ今にも泣き出しそうだ。

「そのこと、話さないとダメ、だよね」


「私、この時代の人間じゃないの。もっと未来から来たんだ」


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