吠える地球が脈打つ痛みの果てにそんなことはない、そんなことはないよ、決して概ね完成するひみつのおまじない正鵠とんぼの群れやまざくら秋の名雨足かみなりぼしブルームーン星は光っているかいあといくつ永遠の一端を担う道のり美しい余白遊泳おろかびと瑠璃色の誉れシェイクスピア窓辺にて再来さよなら世界地下水絶え間なく生まれる郷愁の石化ひらり絵の具を葬る「わたしの中には神様がいて」