頂き物


「阿呆とおばかさん」



くるくると団子を丸めて
はい、どーぞ。

「弁丸様〜できましたよ〜〜」

これも忍の仕事なの?
といちいち疑問に思っていては
ここではやっていけない
と近頃気が付いた佐助は、
とろりとみたらしを山盛りの団子にかけて主を呼んだ。

呼ぶのと同時に
呆れるぐらい泥だらけになった
弁丸がどたどたと走ってくる。

「はい、お団子」
とお皿を持って振り返ったら
相手も同じように山盛りの団子を持ってにこにこと満面の笑み。
ただ(色々と)加減ができない人だから
お皿からはみ出そうな量だ。
盛れば良い、多ければ良いってもんじゃないよね。

呆れっぱなしだけど「うまいぞ!」
とキラキラした大きな目に見つめられたら
もぅ、しょうがないよね。
これも最近分かったこと。

ずぃと出されたから
観念して一つ取り上げたら
ぼろっと割れて小さくなった。

団子ってぼろっとする?
と思いながら手に残った方の団子を見てたら
「早く食べてみろ!」
とわくわく顔の弁丸様。
なんでいつもそんなに笑顔なんだろうね。
かわいいなまったく。

はいはい食べますよ、
とゆっくり口に運ぶ。


わくわくo(^-^)o


わくわくわくo(^-^)o



わくわくわくわくo(^-^)o





って食えるかーーΣ(`Д´)ーーーー!!!!


手に持ってた団子を投げつけて
ツッコんだはずなのに
ひらりと避けていつの間にか庭の木にいる弁丸様に、
身のこなしは流石!
と称賛しつつもクナイを手にする。
言っとくけどいつものことだからね。
(いつだって真剣勝負の武田軍!)

「忍なら好き嫌いするな!」

と笑ってるのが憎たらしくて
かわいくてムカついたから
クナイを連投したのに塀の外に逃げられた。


チッと舌打ちをして
足元をみるとぐちゃぐちゃになった弁丸様特製団子。



ホント、マジで勘弁してほしいよね。
最近ホントに酷いんだよ、
弁丸様のむちゃ振り。
流石の俺様も泥団子は食えねぇっつーの。



あれで16歳とかホント、信じらんない。





endだよ!


え?佐幸ってなに?な私に書かせるとこういう事になるよギャグにもならない。
季節とか誕生日とか何も関係ないけど書いただけ頑張ったと思ってくれ。

ま!だんだん色々痛いお年頃になりますが楽しく過ごしましょう。
今日はお誕生日おめでとうございます〜




センチメンタルジャンキー
のがみさんが私の誕生日を祝ってくれましたw

完全小政脳ののがみさんが
弁丸さまと佐助でかいてくれたよ。


前日にムチャブリマジごめん。
そしてありがとう!

これからもいい腐友でいてください(笑)



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