コス企画お礼「ノーマルなヘルと零がDearのコスに挑戦するようです」


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ヘル「こーんにーちはー」(小学生風に)

forever21の海色のカットソー
アメリカンイーグルアウトフィッターズのストレートデニム、
DIESELのワークブーツとグラサン

シンプルな装いのヘルが到着しました

零「(……………)」ずびっ

マスクした零が到着しました

グレーの耳付きニット帽
チェックのクロップドパンツ
コンバースのスニーカー
ドルマン袖のカーディガン
タケオキクチです

黒ぶち伊達眼鏡の奥は不機嫌そうに眉が寄せられている

ヘル「……どうしたの?風邪?(笑)」

マスクで口唇の会話が出来ない零が
鉛筆を取りノートにさらさらと書いて見せた

“花粉症”

ヘル「へー零って花粉症なんだ」

文句あるか、という感じにじろりとヘルを見る
部屋の隅に鞄を放り投げるとマスクを外す

零「(さっさと始めるぞ)」

ちょっと鼻が赤い




ヘル「“寝てるの?起きてよ”」

寝っころがってる零にヘルがぴたぴたと頬を叩く

零「ッ、くしゅん!!」

ヘル「……('A`)」

赤い顔でくしゃみする零

零「(……もっかい;)」ぐすっ

鼻を抑えて人差し指を立てる

撮り直しです





ヘル「甘っ」

小道具のヘネシーをグラスにちょびっと入れて傾けてるヘル

ヘル「結構飲みやすいね」

ちびちびと飲む

零はベッドの隅でちーん!とティッシュで鼻をかんでいる

ヘル「零も飲んでみたら?」

零「……」ふるふる

ヘル「美味しいよー? 酒は薬にもなるっていうしさ」

誘うようにグラスを宙に揺らす

ヘル「それともやっぱ口移しがいい?」

ふざけて言うと、じろりと冷たい視線が向けられる

零「……」

とことこと寄ってって
ヘルが持ってるグラスを手に取る

ヘル「へ?(・∀・)」

そのままぐいっとあおる

零「(ッ苦甘!!!;)」

顔を歪めて口を押さえる

ヘル「ちょwwロシア式www」

コニャックの強烈な味に目を白黒させる零に笑うヘル

零「(……ん? くしゃみが治まった)」

ヘル「マジで?(;・`ω・)酒のおかげ?」





〜ヘルが零の口をこじ開けるシーン〜

ヘル「うわー零ごめん大丈夫? 痛かった? ねえ痛かった!?(;ω;)」

零「(……大丈夫だから騒ぐな)」

ベッと血糊を吐き出す

零「(ティッシュ貸せ)」

ヘル「はいはい」

甲斐甲斐しく世話をやくヘル





零「“……my master.”」

ヘルの手を取って服従の演技をする

ヘル「……」ぷるぷる

零「(にやにやするなぁあああ!!!)」

アッパーカット(二重の極み)





ヘル「俺タバコ嫌いなんだよなー…(`ω´;)」

煙の筋を流す煙草を恐る恐るという感じでつまんでるヘル

零「(吸わないでただ持ってればいいだろ)」

床に転がった姿勢からアドバイスする零

持ち方慣れてないヘル
灰を落とすタイミングを間違え
ポロリと先が落ちる

零「(ッ!!!?;;)」

灰が落ちてきて慌てて飛びすさる零

ヘル「うあああゴメン零!!; ってあっちぃいッ!?」

零「(馬鹿!!)」

落としたのを何故か指で拾おうとして悲鳴上げるヘル







「モズは小さい体の割りに獰猛な性格でさ。虫はもちろん、小型の鳥類、哺乳類なんてのも食べちゃうんだ。時には自分より大きな獲物に襲いかかることもある。小型の鳥類なんかは首を千切ってしまう」

言いながら、自分の首を親指で横切る仕草をする。

「またすっごく残酷でさ。捕らえた獲物を木の枝に突き刺しちゃうんだ。早にぇニェニェってってって…」

 orz ←ヘル

零「(噛んだな)」
ヘル「もう一回!///」

※TAKE2

言いながら、自分の首を親指で横切る仕草をする。

「またすっごく残酷でさ。捕らえた獲物を木の枝に突き刺しちゃうんだ。早にゃー…ぁああぁあ!!」(意識しすぎて噛んだ)

 orz←ヘル

零「……('A`)」

ヘル「すみませんもう一度お願いします」orz

TAKE3くらいでちゃんと言えました




ヘル「ヴァルから伝言頼まれてたんだ。すっかり忘れてた。なんだったけなー、あれー?」
がしがしと頭を書いて首をひねる。

ヘル「えーっと、あーぁの、あー、その、……忘れた!」(・∀・)

零「(開き直るな!)」

ボスン!
小道具の枕がヘルの顔面にヒット





〜キスシーン〜

ヘル「ちょー照れるんですけど///;」

零「(演技だ。黙ってやれ)」

そう言いつつも零もドキドキ

キスするフリなので唇が触れ合ったりはしないけど
超至近距離まで近づいて撮影

のし、とヘルに覆い被さるような姿勢の零

ヘル(やばい……零いい匂いする)

1人で焦ってくるヘル

(なんかスイッチ入ってきちゃったんだけど)

零もちょっと視線反らし気味で恥ずかしそう

ヘル「………」

……すり

零の内ももに手を這わせ
ゆっくりと撫でる

最初は恐る恐る
触れるか触れないかの位置から

次第にはっきりと分かるように
感触を確かめるように

柔らかくて温かい
布の上からでも分かる

ふと動きが止まったのを不思議に思って零を見る

ヘル「……零?」

零「……////;;」

顔が耳まで真っ赤

ヘル「ぜ……べふううっ!!!」

驚いたヘルが零を抱きしめようとした瞬間
美しいフォームで決まった
黄金の右(ストレート)


(メ)ω・`)
わかっていたさ安心のオチだって…

めげないヘル(長所)





ヘル「あー終わった。疲れたー」
零「(……)」

首をコキコキさせながら帰り道を歩くヘル
零もその後ろをとことこ歩く

ヘル「すごいギリギリなシーンばっかだったなー。零お疲れ様」

零「(……別に)」

ヘル「手首とか平気?」

振り返り、ひょいって零の手首を握って見る

ヘル「痕になってないかな」

零「(……平気だ)」

なんか照れくさくてふいっと手を避けてしまう零

ヘル「良かったぁー」
安心したように呟く

ヘル「零の肌キレイだもんね。傷が付いたら勿体ないよ」

零「(……相手お前だけどな)」

ヘル「俺はしないよー」

苦笑気味に呟くノーマルヘル

ヘル「だって何だかんだ言って零はいつも俺の言うこと聞いてくれるじゃん。あんなことしなくてもさ」

零ちょっと黙る
ややあって

零「(……俺が調教してやろうか?)」

ヘル「零が俺を監禁して?いいねえ、やってよ」

笑ってそう言いながら煙草に火をつける

口元を上げ目を伏せながらタバコに灯をともす仕草が
夕陽で逆光になって、一瞬普段のヘルではない別人のように見える

零「(……馬鹿馬鹿しい)」

見つめていた視線を反らして
ため息をついて呟く

夕陽が沈んでく中
歩いてく2人

零「(……タバコ吸うのか?)」

ヘル「いや、1箱買っちゃったから勿体ないし……吸えたら格好良いかなってちょっと憧れ」

2回目なのでちょっと慣れた手つき

オレンジ色の夕焼けの中
背の高い影とそれよりも小柄な影

背の高い影がげほごほとむせる
それを見て小さい影が
少し笑ったような仕草を見せた









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