#ac1_total#
みゆやよ@ | ナノ
調子づいてるタヌキちゃんを調教するのは主人の役目ってよく言うよね。ん?ああ、調子づいてるタヌキちゃんはもちろんみゆきちゃん。

まったく、黙っていればすきすきすきすきって、そんなに言われたら誰だって恥ずかしいよ!なのに、あの勝ち誇った顔を見るととてつもなくイライラする。勝つのはいつでも、わたしだって!

「み、みゆきちゃん、す、すきだよ?」

ぁあぁぁああ!言っちゃったよ!いやぁぁあ!はっずかし!今にも暴れ出しそうだけど、これでどう?恥ずかしいでしょ、みゆきちゃん?どうよ?ん?

半分、わたしは勝ち誇った顔をして、きっと顔が真っ赤になっているだろうみゆきちゃんの方をみると、ガバッといきなりみゆきちゃんは抱きついてきた。

「やよいちゃぁぁあん!わたし嬉しいよ!私もやよいちゃんが大好き!」

そう叫ばれて、わたしはまた不覚に胸の辺りがきゅーってなって、顔の辺りが熱くなってしまったのがわかった。

ああもう!忌々しい!



もう、ほんと、あの調子づいてるコロネを調教してやろうと思います。
だっいたい!不意打ちでキスされたら誰だって 恥ずかしいよ!な のに、あの勝ち誇った顔を見るととてつもなくイライラする。勝つのはいつでも、わたしだって!

「み、みゆきちゃん!」

「じゃあまた明日ね」って、別れる寸前わたしはみゆきちゃんの肩を掴んで、みゆきちゃんの唇にわたしの唇を重ねる。

「ん!?」

ぁあぁぁああ!はっず!死にそう!なに道ばたでキスなんてしてんだろわたし!ばっかみたい!ぁあぁぁああ!と思いもしたけど、みゆきちゃんの「ん!?」というあまりにも驚いた声を聞いて半分、わたしは勝ち誇った顔をして、唇をはなし、きっと顔が真っ赤になっているだろうみゆきちゃんの方をみると、ガバッといきなりみゆきちゃんは抱きついてきた。

「やよいちゃぁぁあん!大好きぃぃい!」

と叫び、抱きしめてきたかと思ったら今度はみゆきちゃんからキスをしてきた。しかもなんだか長いキス。

「っ、み、ながっ…!!」

息苦しくなって、唇をはなそうとしても、みゆきちゃんは唇をはなしてくれない。
みゆきちゃんに、抱きしめられながらキスされてると思うと、わたしはまた不覚に胸の辺りがきゅーってなって、顔の辺りが熱くなってしまったのがわかった。

ああ!ほんとうに忌々しい!

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -