思いついたことを思いつくままに書くページ。ジャンル混ぜこぜ。設定、小話なんでも投下。

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×動物その2

・ブン太×仁王(猫) 現代
ブン太は人間。社会人。社会の荒波にもまれちょっとお疲れ気味な新社会人くん。
仁王猫。灰色に白い縞模様のおとなしい子。口元にほくろのような黒い斑点模様がある。元は人間だったけど、気づいたらおててが可愛い肉球に。理由はなんであれまあいい第二の人生楽しむか、なんて楽観的。
仕事に追われ恋人には振られ、癒しを求めていたブン太の元にやってきた仁王猫(以下仁王)。人懐っこいようで触れようとするとスルリとかわしちゃうような仁王を気に入り、共同生活を始めるブン太。猫相手に日頃のグチをこぼすブン太とそれを聞き流す仁王。しばらくなんでもないそんな日々を過ごす。
ある休日にテニスをしに行くというブン太についていった仁王。試合中に飛んできたボールが仁王に直撃し意識を失う。ブン太は慌てて駆け寄ろうとしたけど、仁王の体が急に発光したので思わず目をつむる。目を開けるとそこには人間となった仁王が。真っ裸だといい。一人と一匹の生活から二人の生活になる話。可愛がっていた猫が急に色気が先立つ人間になってしまって、動揺したりときめいたりするブン太と、その様子を面白がる仁王くんをみてみたい。





×動物

・仁王×ブン太(犬) ファンタジーな世界観で。
仁王くんは人間。放浪旅人。アラビアンな恰好が似合う色男。暑い国の生まれのくせに暑さが苦手なので家にこもりがちだったが、このままでは将来が心配、と両親の計らいにより無理やり旅にだされた。後に勇者として名を馳せるみたいなありがちな伝説をつくる男でも良い。
ブン太犬。濃い赤毛でもしゃもしゃした犬。狼と犬を足したような見た目。元は群れで仲間と過ごしていたけど、成人(成犬?)したときに「可愛い子には旅をさせよ」みたいな種族の慣習で旅に出た。食い意地がはってる。群れ一番の大食い。
仁王くんが一人旅中に食事中のブン太犬(以下ブン太)と出会う。ブン太のあまりの食べっぷりに興味をひかれて近づいたところ、食べ物をとられると思ったブン太が自分に伸びた手へ噛みつく。痛がる仁王くん。そんな出会い。
なんだかんだで気が合いそうだったのでブン太が勝手に旅についてきた。仁王くんも来る者拒まずなのでそのまま二人旅に。
ブン太は言葉を話せないけど理解はできる。仁王くんもなんとなくだけどブン太の犬語が分かる。つまりお互いの意思疎通は可能。
仁王くんが寝るときはブン太が枕代わりになる。ブン太は最初迷惑そうだったけど拒むのも面倒なので放っておいたら慣れた。今では仁王くんと一緒じゃないと落ち着かずに眠れないと良い。
そんな感じでだんだんお互いよき相棒となる話。王道なストーリーもわくわくするので好きです。あとこの旅で仁王くんが暑さを克服したらいい。






前回投稿分の設定でもう一つあったらいいなあと思う小話のネタ。明るくはない?

3Bの片方が女性と結婚後、その女性との間に子が生まれて、なかなか二人(3B)の時間が取れない日が続いていたある日、ようやく会える事になり結婚している片方が近くまで車で迎えにくる。車内で以前のようになんでもない会話をしながら飲みにでも向かうが、途中ふと後部座席に設置されてるチャイルドシートに気づいて独身のほうが「今幸せか」と尋ねる

少しだけ間を空けて幸せだ、と一言返事をした片方の少し嬉しそうな表情をみて、今の自分の存在はやっぱり要らないんじゃないかと思う気持ちや、同性であるがために、もしも自分が女だったら堂々と幸せになれていたんだろうな…という羨望、奥さんへ黙って関係を続けている事への押しつぶされるような罪悪感、それと少しの優越感がないまぜになって思わず泣き出してしまったり。

その後の展開としては喧嘩→すれ違いでもいいけど、お互い思ってる不満をポツポツ吐き出し、気づいたら二人共ぼろぼろ泣きながら話していて、その事になんだかおかしくなって最後には大笑い→帰るときには独身の片方が「こんな感じが俺たちのあり方なんだろうなあ」と今のこの関係を以前よりも受け入れられるようになる話でもおいしいです。

もしくは、自分はこんなに苦しいのにどうして相手は家庭をもって幸せなんだ、本当はずっと俺の事だけ見ていてほしいのに、同性愛の何が悪い?と心を病んで憎んでしまったりする方向でもいいかもしれないです。ありがちだけどほの暗い…

個人的には3Bはどちらかが女性的思考の持ち主がしっくりきます。でも表には絶対に出さない。心の中だけ。






性別という壁からの設定。
3B社会人。お互い昔から一緒に過ごしてきた関係。でも周りは同性の恋愛感情に否定的なため公にできず。いい歳になり、ふとした時「いつまで相手と一緒にいられるのか」と悩んだ片方(3Bのどちらでもおいしい)が、ある時女性と知り合い、ついにその女性と結婚する事になる。
もう片方は、相手が自分の事も大切にはしてくれているが、女性にも惹かれている事にうすうす感づいていたので「結婚するならこの関係はもう終わりにしたほうがお互いの為だ」と身をひこうとする。
それからひと悶着あって二人共(3B)やっぱり離れたくない、でも奥さんとなる女性の事も大切な存在になってしまったために今更別れるのも辛い。そこで話し合って出した結論は、結婚はするけど二人(3B)の関係は変わらず続けていくという割り切った関係。結婚後、独身の方は奥さんと並んで歩く相手をみかけて、どうしようもない気持ちになる話を読みたいです。

ちなみに奥さんは二人(3B)がお互いに友人以上の思いをもっている事を知っていたらいい。その上で結婚に踏み切った女性です。






・3B大学生。
・好きか嫌いか以前に、隣にいる事が当たり前のような二人という前提。
・何かのふとした事ですれ違いが生まれた当初のお互いの考えってこんな感じかなあと書いてみたはいいけど、途中で収拾がつかなくなって無理やり切り上げました
・ほぼブン太






本当は好きな人、俺じゃないじゃろ?

夜に届いた向こうからの「何してる?」のメッセージから、だらだらとやり取りをしていた時のこと。
新着マークを示す数字をクリックし開いたメッセージのなか、その言葉が目に入った瞬間、思わず手が止まる。コイツは一体何を言っているんだ。そう思いすぐに返事を打とうとするも何と返せばいいか分からず、文字を打つ指は携帯画面の前で止まったまま。お前は馬鹿なのか?といかにも頭にきている言葉を投げつければいいのか、それとも何故そう思ったのかを冷静に尋ねたらいいのか。
ぐるぐる、もんもんと考えること数分。段々焦りとイライラが積もってくる。そもそもこの男の言う、オレの他の好きな人とは誰の事だろうか。中学の頃から大学へ進学した今まで、オレが変わらず隣にいたいと思ってるのは、このふざけた事を抜かしているたった一人だけなのに。

「ふざけんなよ…」
ようやく指を動かす。
何をどう捉えたらそんな考えに辿り着くのかは知らねえけど、今も昔もオレの隣にいてもいいのは仁王、お前だけ。誰にでもオレに触れていい訳じゃないんだぜ。そんなのお前が一番知ってる事。それともそんなに、オレは軽い男にみえるか?

正直に文章にするのはなんだか癪なので、少し上から目線なひねくれた返事を返す。考えを文字にしながら、いつからか本当に、コイツにはオレが浮気性な人間にみえていたとしたら、それこそまるで信頼がないみたいだと考えてしまう 。
なあ仁王、そりゃあんまりだ。
あんまりじゃないか。

最悪な予想に、じわじわと悲しくなる。本当に何を思ってこんなナイフのような言葉を投げかけてきたのか。お前の言葉一つ一つに毎回女々しく悩むくらいには、オレの中のお前の存在は小さくないんだって事。早く気づけ、馬鹿野郎。
手に握る携帯は、気づけば少し熱をもっていた。






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